九州旅行夏編Ⅵ

 静かな町人吉から車で一気に北上、夕方にはサークルの合宿を終えた長女も合流して福岡の叔母の家に行きました。今回の旅行では、長女について九州まで行った次女を迎えに行くことのほかに、叔母と従姉に会うことも目的のひとつでした。

 この叔母にはとても可愛がってもらっていて、学生時代にはこの家にも何度も遊びに来ていました。
 とはいえ最後に来てからもう20年以上経っています。叔母の家の周囲もバブルの時を経て随分様変わりしていました。新築だった叔母の家は外装が変わりすぐにはそこと判りませんでした。

 叔母は、リタイアした叔父と近くに住むもうひとりの叔母と共に私たちを待っていてくれました。
「今、炊きあがったところ…」
 笑顔でそう言うと、炊飯器いっぱいの炊き込みご飯と大きなお鍋に入った煮物を見せてくれました。もうひとりの叔母は大皿にいっぱいの「じゃが芋饅頭」と巨峰のジュースを用意してくれていました。
 晩御飯にはまだ早い時間、それにゆっくりできないからとことわっていたにも関わらず、きっと朝から用意していてくれたのでしょう。思いがけない心づくしが待っていてくれました。

 里帰り…。
 実家が近くにあったこと、私が結婚した頃の母は仕事を持ってバリバリ働いていたこと、いろんな理由があって私は世間で言う里帰りというものをしたことがありません。実家にも婚家にも買い物をして行ったり、料理を持って行くことはあってもふるまってもらった経験というものがありません。
 それだけにできたてのご飯を見ただけで胸がいっぱいになりました。

 夫と娘たちは叔父と共にテレビで高校野球を観戦し、私は叔母たちに加わって台所仕事を手伝いながらお喋りに花を咲かせました。

 再会の時は容赦なく流れ、じゃが芋饅頭を持たせてもらって名残惜しく叔母の家を後にしました。
 また来るからね~♪ 別れの挨拶はできるだけ簡潔に、そして明るく。これが私のモットーです。
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by h_with_the_wind | 2009-08-29 11:28 | 課外活動 | Comments(6)
Commented by wocha-vv at 2009-08-29 23:00
読んでいて、私も胸がいっぱいになってしまいました。
迎えてくれる人がいるって、本当に感激しますね。

別れの挨拶は簡潔に明るく。
素敵です^v^
Commented by izumimirun at 2009-08-30 06:55
お久しぶりです。
コメントいただいてとても嬉しかった〜^^。
ご無沙汰してしまっていてすみませんでした。

できたてのご飯、嬉しいですね^^。
また会える日が楽しみですね^^。
Commented by さくら at 2009-08-30 07:04 x
私も胸にグッときました。心から自分のことを待っていてくれて迎えてもらえるのは本当に嬉しいですよね。

素敵な旅行ですね!
Commented by h_with_the_wind at 2009-08-30 08:46
☆wochaさん
嬉しかったですねえ。
あんな風に迎えてもらえるとは思っていなかったので。
また行きたい!
Commented by h_with_the_wind at 2009-08-30 08:48
☆izumiさん
こちらこそご無沙汰していました。
たくさんのご飯、炊き立てのご飯、それだけで嬉しい!
Commented by h_with_the_wind at 2009-08-30 08:51
☆さくらさん
ホント、嬉しかったです。
叔母たちの優しい気持がビンビン伝わってきました。