ぬくい…

 お正月の寒波が嘘のような暖かさです♪
 思わず「ぬくっ」とつぶやいていました。
 あのお正月の寒気と、ぽかぽかと気持ちのいい今日のような日和が平均した日が続けばいいのに…。


 「思たより、ぬっくいなあ…」
「ほんまやなあ、ぬくいなあ…」
 マイナス1度か2度、確かにその頃の気温にしては暖かい札幌の雪まつり会場で、後ろからそんな会話が聞こえてきました。
 「大阪の人?」と、笑い交じりに小さな声で道産子の友達は私に尋ねました。
 学生時代のことです。
 「暖かい」ことを大阪では「ぬくい」と言います。
 うん、と言いながら私は、消え入りたいほど恥ずかしい思いをしていました。

 大阪弁が通じないことを他所の土地で暮らして痛感していたころでした。
 寒くなって季節のものをしまったことを話題にしようと、
 「扇風機、なおしてん」と言うと、
「壊れたの?」と聞かれ、
 先輩に
 「読みはったんですか」と言うと、
「うん、読みはってん」と、敬語まで真似されて居心地の悪い思いをしたこともあります。

 ところで、私が今でもこのエピソードを記憶しているのは、恥ずかしく思ったからです。
 大阪弁が?いえいえ、
 大阪の人は、声がでかい!これはなんでやろ?
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by h_with_the_wind | 2010-01-20 23:59 | 思い出話 | Comments(4)
Commented by カンナ at 2010-01-23 22:53 x
懐かしい故郷の言葉は、どこにいても聞き分けられるのですよ。際立って耳に飛び込んでくるから、声が大きく聞こえるのでは?

滋賀の言葉はもちろん関西のものですが、湖北には北陸方言や美濃の影響も大きく見られます。
読みはったんですか?は読まあたんですか?となります。言葉の話はつきませんね。
Commented by h_with_the_wind at 2010-01-24 09:26
☆カンナさん
故郷の言葉は、際立って耳に飛び込んでくる…、そうですね。
そうかもしれない!

微妙なイントネーションや発音は、文字にできないですね。
ケンミンshowで、北海道の「コーヒー」の発音について紹介しているのを見て、大きく頷いていました。懐かしくて…。
Commented by 風屋 at 2010-01-25 13:10 x
一昨日、花巻温泉に夫婦で行って食事&温泉を楽しみましたが、
レストランの後ろの席の方々がいかにも津軽弁。
耳をダンボにしても、8割方意味が分かりませんでした(笑)
秋田や八戸、仙台の言葉はわかるのに
津軽の言葉だけは普通に話されると全く分かりません。
ほとんど外国語に近いかも(^^;
響きそのものは詩的でとても好きなのですが・・・。

え?岩手? 訛りなんてありませんよ。
そう聞こえたらたぶんその方の耳が訛ってるのでしょう(笑)
Commented by h_with_the_wind at 2010-01-25 22:49
☆風屋さん
方言、いいですよね。
ローカル線に乗っていてその地方の言葉を耳にすると何だかにんまりしてしまいます。
大阪弁は聞きすぎて耳にタコができていますが(笑)。

岩手の「がんす」という言い回し、好きです。あっ、私の耳が訛ってました?