THEハプスブルク

 明治初期、鎖国を解いて間もない日本は、欧米の近代化を目指して諸外国と国交を結び始めました。そのうちのひとつが中世から続くヨーロッパの強大な勢力を誇るハプスブルク家の君主が統治したオーストリア=ハンガリー帝国でした。
 皇帝フランツ・ヨーゼフ1世から国書と大理石の皇帝像などが明治天皇に献上され、その返礼品として画帖2帖と蒔絵棚2基などが贈呈されました。

 オーストリア=ハンガリー帝国はヨーロッパの歴史の荒波にのまれ、1918年に皇帝カール1世の国外亡命によって崩壊しました。同時にヨーロッパで活躍したハプスブルク家も栄華の歴史に幕を下ろします。

ハプスブルク家の膨大なコレクションは、主にウィーン美術史美術館とブダペスト国立西洋美術館に所蔵されています。
 国を分かたれて残されたハプスブルク家のコレクションの中から絵画、工芸品、彫刻、武具といった多岐にわたる至宝が海を越えてやってきました。一緒に140年前に明治天皇が贈った品々が時を経て再び日本へ一時帰国しています。

日本とオーストリア=ハンガリーとの国交樹立140周年にあたる昨秋、まず東京で、年が明けてから京都で、「THEハプスブルク」として展覧会が催されています。
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by h_with_the_wind | 2010-02-21 23:59 | 芸術


今日はどんな風が吹くのだろう。 日々の思いを書き留める雑文帳。


by 風懐

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