なぜ学校なのか

 「あなたの村のために、何かお手伝いできることはありませんか?」
 「教わることは何もありません。あなた方が持っているものも、たいしてうらやましくないです。どこをとっても、私達の方が幸せそうだと思います。ただ、学校だけは欲しい。子供たちを学校に通わせたいのです」
 エドマンド・ヒラリー卿とウルキエン・シェルパの対話
『雲の中の学校』より

 『スリー・カップス・オブ・ティー』 (グレッグ・モーテンソン、デイヴィッド・オリヴァー・レーリン、訳藤村奈緒美 サンクチュアリ出版)から孫引きしました。


 「スリー・カップス・オブ・ティー」を読みながら、なぜ学校なのか、というシンプルな疑問の答えを探していました。
 それが5月6日の「家庭科の教科書」、5月7日の「義務教育」の記事につながりました。私なりの答えになるかと思ったけれど、それでもまだ足りないような気がしていました。

 その答えは、思いがけず「スリー・カップス・オブ・ティー」の中にありました。
 イスラム教のほんの一握りの一派が、湾岸地方の石油が生んだ巨額の資金を使ってパキスタンで大量のイスラム過激派を育てようとしているというのです。
 パキスタンに 神学校を建て、公的な教育すら受けられない貧しい人々を無料で受け入れました。そうした神学校の中から優秀な学生を引きぬいて、母国に連れ帰って更に10年ほど洗脳します。留学を終えてふるさとにもどすと、今度は4人の妻をもたせ、大勢の子どもを作らせます。そうやって何代にもわたって過激派でこの国いっぱいにしようというのです。

 宗教色のない学校を建て、バランスのとれた教育を普及することの重要性を認識する反面教師としては充分ではないでしょうか。

道標8
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by h_with_the_wind | 2010-05-13 23:59 | 社会科


今日はどんな風が吹くのだろう。 日々の思いを書き留める雑文帳。


by 風懐

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