今日はどんな風が吹くのだろう。 日々の思いを書き留める雑文帳。

by 風懐

ナースキャップ 

 次女の剣道着について書いていて思い出しました。母が看護婦の制服を着ている姿、格好良かったなって。

 私が小学生の頃は学童なんてありませんでしたから、学校が終わると母が働く病院へ行って看護婦さんの休憩室で母の仕事が終わるのを待っていました。
 母は、制服もストッキングもナースシューズも白、頭にはナースキャップを乗せて病院の中をきびきびと動いていました。
 患者さんの様態次第では、随分遅くまで待っていなければならないこともありました。私服に着替えた途端に、ふーっと力が抜けて行ってスイッチが入れ替わることが私にもわかりました。
 そうして私は、毎日母の働く姿を見て大きくなりました。注射が上手だったとの評判でしたが、結局、母に注射してもらうことはありませんでした。母は、私にとってあくまで母であり、看護婦にはなりませんでした。

 時代が流れ、看護婦さんは看護師と呼ばれ、ナースキャップも見かけなくなりました。制服には患者さんの恐怖心を解消するためとの理由からピンクやブルーが採用され、動きやすいようにとワンピースからパンツに変わりました。

 父の付き添いで大きな病院に行くと看護師さんだけでなく技師さんや事務の人がたくさん働いています。ナースキャップを見かけなくなってどなたが看護師さんかわからなくて戸惑うことも多々あります。

 そうそう母が感動したと語ってくれた看護師として自立するための儀式「戴帽式」は、もうなくなってしまったのでしょうか。
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by h_with_the_wind | 2010-06-07 23:59 | 思い出話 | Comments(4)
Commented by wocha-vv at 2010-06-10 10:56
↓iPadスタンドができると、利用者の幅がもっと広がるかもしれないですね!
せっかく操作が簡単になっているのだから、そうあってほしいです^v^
風懐さんのお父さまも、それで読書の時間をもっと楽しめるようになったらいいですね。
うちの両親もそうですが、アナログな年代・・・、抵抗があるかもしれませんね^^;

お母さまは看護婦さんだったんですね!
そうそう、最近は白衣もいろいろですよね。
好きな白衣を自前で買って着ても良い病院もあるそうです。
ナースキャップがないことに、私は去年気づいたんですよ!
靴は怪我防止のために、足先が出ない形のものになったらしいです。
私が子供のころとは看護婦さんの雰囲気も変わりましたね。
Commented by imuimu at 2010-06-10 20:06 x
戴帽式はいまだあると聞いています。
ロウソクを胸あたりにたたえて何か誓っている様子の写真を見た事があります。

実は私の母方のいとこに4人おばも含めると5人、看護士さんがいます。私の様なへたれには無理ですが(^^;)
おかあさんの働く姿、忘れない様にずっと覚えていられるといいですね(^^)

私の母はずっと家でお針仕事の内職。
母はいつも家にいる物と思っていました。そのせいか私も在宅の仕事を選ぶ様になりました。
Commented by h_with_the_wind at 2010-06-10 23:09
☆wochaさん
iPadに限らず、テレビでも便利になることは嬉しいのだけど、一番弱いユーザーの立場に立っているかというと必ずしもそうではありませんよね。

看護師さんの白衣もいろいろありますね。
自前で好きな白衣が着られるなんてびっくりしました。
Commented by h_with_the_wind at 2010-06-10 23:12
☆imuimuさん
戴帽式は、行われているのですね。
何だかちょっと嬉しいな♪

imuimuさんの周りには看護師さんがいっぱいなんですね。
その会話を聞いてみたいなあ。