知恩院

 今、京都では、『戦国・姫君と武将たち』と題して12の寺院で国宝や重文の非公開文化財を特別公開しています(3月21日まで)。
 たまたま行った知恩院で知ったのですが…^^;

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 特別公開の恩恵で、知恩院の三門に入ることができました(↑この中です)。
 正面の大きな門です。ここへ入れること自体知りませんでした。
 世界最大の木造門は、高さ約24m横幅は約50mとそれだけでも立派な建物です。三門に入ると急な階段が待っていました。一段の奥行きが狭く高さが高い階段が、はるか彼方まで続いています。気を緩めると転びそうで、一所懸命前の人に付いていきました。
 暗くて急な階段を登りきると、眼下に京都の町が広がっていました。

 ゆっくり風景を見る間もなく、案内の人に促されて楼上内部へと向かいました。
 三門の上層内部には、外光から宝物を守るための暗幕がめぐらされています。暗幕をくぐると、ガイドの声が聞こえてきました。暗闇に目が慣れてくると、中央の釈迦如来像の前には20人ほどの観光客が座ってガイドの説明に耳を傾けている姿が見えました。端っこに座って一緒に説明を聞きました。
 正面に目をやると、中央に釈迦如来像が、両脇に十六羅漢像が祀られています。天井に描かれた飛龍は、狩野派の一門によって描かれたものだそうで躍動感にあふれています。
 知恩院は、浄土宗の総本山で宗祖・法然が後半生を過ごし没したゆかりの地に建てられたこと、今年は法然上人800年大遠忌にあたること、1602年、徳川家康の生母は亡くなると、現在の東京都にある伝通院に埋葬されたが、翌年、家康は浄土宗の総本山知恩院を永代菩提所と定めたことなどを伺いました。

 解説を聞き終えて、改めて釈迦如来像と十六羅漢像を拝観しました。
 再び暗幕をくぐって回廊へと出ると、うす曇りにも関わらず眩しさを感じました。
 眼下に広がる京都の町の正面より前方やや右手に広がる緑の一帯は、京都御所です。
 「家康がこの知恩院を永代菩提寺としたのは、ひとつには朝廷の動きを監視するためだった…」と、言うガイドの言葉を思い出して頷きました。高層建築に対する規制の厳しい京都では、今でもひと目で盆地のすべてを視野に収めることができます。

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 かつての近江屋は、コンビニになっています。
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 日本史のほとんどの舞台を独占する京都には、あらゆる時代の痕跡が現代生活の隣に残っています。
^O^/

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by h_with_the_wind | 2011-01-22 23:09 | 課外活動 | Comments(2)
Commented by watchsjp at 2011-01-23 21:18
風懐さん、お久しぶりです。

コメントありがとう。
嬉かったです。


しばらく、お休みをしている間にセンター試験まで終了し…。
気を使う日々か続いております。

今まで母をやってきて、こんなに気を使う日々は初めてかも…。


また、ちょこちょこと顔を出させてください。
今年もよろしくです。
Commented by h_with_the_wind at 2011-01-24 06:37
☆watchさん
お帰りなさい ^v^/

今年の冬は寒さが厳しいですね。
センター試験の頃には、あちこちで雪の影響が出たようですが、無事に試験を終えられたようでひと安心ですね。
ホント、受験生の母は大変です!

今年もよろしくお願いします。