今日はどんな風が吹くのだろう。 日々の思いを書き留める雑文帳。

by 風懐

オリエント急行

 オリエント急行のことを知ったのは、アガサ・クリスティの有名な小説「オリエント急行殺人事件」でした。
 主人公の探偵ポアロは、ヨーロッパとアジアを分けるボスポラス海峡に面した都市イスタンブールからイギリスに帰国するためにフランスの港カレーを目指して国際列車に乗ります。
 国際列車。その響きにひどく興味をそそられました。
 いつかきっとオリエント急行に乗るのだ、と誓ったものです。


 ふとそんなことを思い出しました。
 便利な時代です。
 インターネットで検索してみたらオリエント急行の公式サイトがヒットしました。

 もちろん乗るならイスタンブールからパリへ5泊6日の旅ですが…。
 あっという間に結果が出ます。
 ひえー?………ひゃくろくじゅうにまんはっせんえん!
 数字で書くと…1,628,000円!
 スイート(2室コネクティング)・キャビンをふたりで利用した場合のひとりの値段が
1,628,000円です。自由席とか2等車といった選択肢はないようです。
 またブカレストとブタペストではオリエント急行から下車して、街の観光とホテルの宿泊が旅費に含まれています。
 このイスタンブールからパリへの便は年に一度の特別運行で、今年の8月31日出発はすでに満室だそうです。しかもすでに来年の予約も始まっていて、残席わずかと表示されています。
 どんな方が乗るのでしょうね。

 ホームページには、ドレスコードとわざわざ項目があります。
 夜間はフォーマル、昼間はスマートカジュアルですって。タキシードとイブニングドレス…!めまいがしそうです。

 帰宅した次女を捕まえてさっそくこのことを話しました。
「そういうの、ちょっと興味あるかも…」と、クールなお返事。経済観念ができていないって幸せです。

 毎日同じ服を着るわけにもいかないでしょうし、イブニングドレスには相応のアクセサリーも必要です。それらを運ぶスーツケースだって……。いったいいくらかかるのでしょう。
 はあ~。
 オリエント急行に乗ることは、追いかけてもとどかない夢の世界だと吐息をついています。
^^;


遊びに来てくださって、ありがとう


夢、見ます?
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by h_with_the_wind | 2012-04-26 22:45 | わたし | Comments(4)
Commented by カンナ at 2012-04-28 11:41 x
オリエント急行殺人事件を読んだのは高校生のときでした。
いつも思うのですが、日本人の名前は短くて覚えやすいけど、外国人の名前は覚えられない。(そりゃもちろん私が日本人だからですが)
ですから、オリエントの登場人物も、エルキュール・ポアロ以外はなかなか頭に入って来ない。第一、人数が多い(-"-;)文庫版の折り返しだったか、中表紙の次だったかに書いてあった登場人物の簡単な解説を読み終わるまで100回ぐらい往復したことは良く覚えています。
ちなみに「そして誰もいなくなった」を読んだときもこの作業が必要でした。
語学もお得意そうな風懐さんは、こんなことはないのかな。
Commented by h_with_the_wind at 2012-04-28 22:04
☆カンナさん
翻訳本は好きですが、いまだに登場人物の名前では難渋しています ^^;
突然、呼び名が変わったりするでしょう。
母国語にしている人にとっては、それだけでふたりの関係が親しくなった、と理解できるのだけど、そんなこと知らなかった頃は、また新しい人物が現れたのかと混乱したものです。

日本語は、漢字のイメージも手伝って私たちには理解しやすいですよね。
Commented by 風屋 at 2012-05-02 16:59 x
隠れ鉄ちゃんとしてはめっちゃ興味ありですが
タキシードと聞いただけで萎えます(^^;
ドレスコードが嫌いなワタシは根っからの日本人(笑)
Commented by h_with_the_wind at 2012-05-02 22:56
☆風屋さん
タキシード、お似合だと思うけどなあ。
あっ、でも、風屋さんなら紋付羽織袴の正装の方がステキでしょうね。
レポートしてもらいたいかも…(笑)