伊達の十役

 京都の南座で、仙台藩伊達家のお家騒動を題材にした歌舞伎「伊達の十役」を観てきました。

d0087062_2253124.jpg



 市川海老蔵さんがおひとりで、十役をこなされます。
 悪人から善人、女から男、優男から荒くれ男……。
 十の役を演じ分ける器用さとその速さに驚きました。
 圧巻は、花道でのすれ違いざまの早替りでした。イヤホンガイドで予告されたので目を凝らして観ていました。にもかかわらず、私のほんの少し先で繰り広げられた妙技をただぽかんと見ているだけでした。

 そうして、変幻自在に十の役を演じ分ける海老蔵さんの世界にぐいぐいと引き込まれていきました。

 三幕目、足利家奥殿場では、乳母政岡をじっくりと演じられました。
 亡くなった我が子千松を抱き締め、声を上げて嘆き悲しむラストシーンでの一筋の涙が印象的でした。
 もう一度同じ演目を観たい、そう思いながら帰路につきました。

d0087062_22531212.jpg


(^O^☆♪)


遊びに来てくださって、ありがとう

[PR]
by h_with_the_wind | 2013-05-26 22:59 | 芸術 | Comments(0)