光と影

 久しぶりに私のために出掛けました。
 『藤城清治ファンタージー展 光の贈りもの』へ行ってきました。

d0087062_18454480.jpg



 藤城清治さんの名前を知らなくてもその作品は、誰もがいつかどこかで見た記憶があるのではないでしょうか。
 壁画、ステンドグラス、童話や物語の挿絵として、あるいはコマーシャルで。
 木馬、小人、大きな森と人間と共にいる動物……。
 セーターを着たカエルのケロヨンは、藤城さんが生みの親なんですってね。と、ケロヨン、わかる人だけわかればいいのです(笑)。


 最近の作品は、より丁寧で色彩豊かです。
 日本の神話や聖書に題材をとった作品は温かく穏やかです。

 東日本大震災を題材にした作品が3点ありました。
 当然のことながらそこだけ空気が違っていました。
 私の後ろにいた高齢の女性は、
「あかんねん…」と言ってすぐに立ち去ろうとしました。
 一緒にいた私と同世代の女性に
「なんで?」と、聞かれて、
「辛い…」とだけ言い残して先へ進まれました。
 大阪弁の彼女自身が被災者ではないようですが、心に深い傷を受けていることは私にも伝わりました。

 『陸前高田の奇跡の一本松』というタイトルの作品。
 「高田松原」は、江戸時代初め地元の豪商が植林をし、後に仙台藩が協力して防潮の役割を果たしてきました。
 植樹から約350年。松林は、全長2Km、7万本と日本人の愛する「白砂青松」へと育ちました。
 震度6の地震で10mの津波にさらわれていった樹木たち…。たった一本残された松の木…。

 藤城清治さんの『陸前高田の奇跡の一本松』を見ていると、あの日の様子と共に希望が凝縮されているように見えました。
 一本の仲間を残すために69,999本の松の木が力を集約したのでしょうか。一本の松に仲間たちが希望を託していったかのように映りました。
^0^/


遊びに来てくださって、ありがとう

[PR]
by h_with_The_wind | 2013-10-13 18:48 | 芸術


今日はどんな風が吹くのだろう。 日々の思いを書き留める雑文帳。


by 風懐

画像一覧

S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

ブログパーツ

カテゴリ

本の話
家族
家庭科(含子育て)
社会科
理科
国語
芸術
課外活動
思い出話
季節の中で
わたし
和菓子職人への道
明日を信じて
毛利氏への旅
ロシアの旅
熊本2011秋
流氷を見に
東京2015
鎌倉2015
北海道2015
静岡2016
広島2016
函館・青森2016
十津川・熊野2017
東京2017
北京2017

検索

以前の記事

2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
more...

ブログジャンル

つぶやき
近畿

画像一覧