十勝日誌

 六花亭の「十勝日誌」には、まだ社名が帯広千秋庵だった創業時からのお菓子がいっぱい詰まっています。
 ひとつ鍋、大平原、白樺羊羹……。
 北海道の自然に由来した名前。どれも昔ながらのモナカや羊羹といった懐かしいお菓子です。
 このラインナップでは、マルセイバターサンドは、ルーキーでしょうか(笑)。あれっ、「らんらん納豆」が、まさかのスタメン落ちでした(笑)。

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 北海道に行ってきました。
 新千歳空港に着くと、「イランカラプテ」と書かれた大きな垂れ幕が旅行者を迎えてくれました。 アイヌ語です。
 「こんにちは」

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 短い旅を終え、自宅用に「十勝日誌」を買って帰りました。
 北海道のどこへ行っても美味しそうなお菓子や新鮮な海山物でいっぱいの土産物店と人だかり。ちょっと疲れました。
 それでも何か買って帰りたくて思い出したのが、「十勝日誌」でした。

 代わり映えのしない箱に入った懐かしいお菓子。
 私には充分でした。


 旅の余韻にお菓子を食べて、おしまい!のはずでした……。
 後日、録画したままになっていたNHK「歴史秘話ヒストリア」北の大地に夢を追えー”北海道”誕生の秘密―を見ました。この回の主人公は、「北海道」の名付け親、松浦武四郎でした。

 幕末、旅への憧れを胸に秘めた少年松浦武四郎が、成長して全国を旅するうちにたどり着いた蝦夷地。未知の大地での旅を支えてくれたのは住民のアイヌの人たちでした。彼らと交流するうちにアイヌの人たちの過酷な現状を知ります。
 江戸に帰った武四郎は、アイヌの人たちの苦境を広く伝えようと、文字を持たないアイヌの人に代わって紀行文を書きます。
 この紀行文23冊の第一巻が「十勝日誌」でした。安政5(1858)年頃の十勝の様子が詳細に書かれていて、挿絵と軽妙な文体が好意的に受け入れられたといいます。

 六花亭のお菓子「十勝日誌」の箱は、松浦武四郎の苦労を偲び永く記憶に留め、感謝を捧げるために、十勝日誌の原本より表紙その他を転写複製したものだそうです。
 これまでにも何度も買ってお菓子の箱に入れられた冊子も読んだことがあったはずなのに、気が付きませんでした。

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 たまたま買ったお土産とたまたま見たテレビの思いがけない符合に驚きました。
 ※明日からしばらく北海道旅行記を綴ります。
^O^/

遊びに来てくださって、ありがとう

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by H_with_the_wind | 2015-07-03 18:33 | 北海道2015 | Comments(0)