変わりゆくもの、変わらないもの 

 札幌駅と大通公園を結ぶ駅前通り。
 学生時代を過ごした4年間に、何度この道を歩いたことでしょう。
 両側に並ぶビルも店舗も随分とかわりました。木彫りのクマやユーカラ織りを扱うお土産屋さんが姿を消しています。最大の変化は、2011年3月に札幌駅前通地下歩行空間が開通したことでしょう。

 変わっていくものに対して惜別を覚えるのは過去に囚われた個人の感傷で、そこに住む人にはきっと必要なことだったのでしょう。
 頭では理解しているつもりでも、変わらないものを見つけるとやっぱり嬉しくなります。


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 「札幌テレビ父さん」なんて名前が付けられても、大通り公園のシンボルです。
 とうきびを売る屋台から漂う香りが、大通公園にいるのだという実感を与えてくれました。テレビや写真で見ることはできても、香りや空気感は伝わりませんもの。




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 大通公園の地下に降りるとオーロラタウン。
 札幌を離れる前に友達と別れの盃を交わした(笑)お店。
 長い年月が流れたにも関わらす、そこに居続けてくれたことに感謝の気持ちさえ抱いてしまいます。


 書店事情も随分と変化したようです。
 地下鉄大通り駅からポールタウン側に出たところにあった書店「リーブルなにわ」は、札幌へ来て初めて入った書店です。新書が充実していて、ここでクセジュと出会いました。
 不二家と立ち食いそば屋の間に入口がありました。
 今も書店の入口があるので、迷わずそちらへ歩いていきました。立ち食いそば屋から醤油の香りが漂ってきます。地元とは異なる出汁の香りに過去の記憶が重なります。
 入ってみると、あれれ、様子が違います。
 そう本屋は本屋でも違う書店に代わっていました。


 すでに住民ではなくなった私には、ひとつひとつが過去との比較で、ひとつひとつに思い入れや感情があるのだと知りました。とうきびを焼く香りや故郷とは異なるうどん出汁の香り、臭覚が記憶と結びつくと聞いた事がありましたが、ここで実感するとは意外でした。
^O^/

遊びに来てくださって、ありがとう

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by H_with_the_wind | 2015-07-05 10:18 | 北海道2015 | Comments(0)


今日はどんな風が吹くのだろう。 日々の思いを書き留める雑文帳。


by 風懐

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