国立大学文系の改廃

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 6月、文部科学省は大学改革を目的に法学部や経済学部などの人文社会科学系と教員養成の学部・大学院の廃止や他分野への転換を求める通知を出しました。
 そのニュースになんだかイヤーな感じがしたのですが、読売新聞が実施したアンケートの結果、文系学部のある全国の国立大学60校のうち半数近い26校から2016年度以降、文系学部の改廃を計画しているとの回答があったそうです(回答数58)。

 背景には、少子化や国際的な大学間の競争の激化があります。特に文系は理系に比べて産業創出や技術確信の成果が見えにくく、産業界からは、「社会に出て即戦力になる人材を育てていない」との批判があがっているとのことです。

 このアンケートに対する大学側のコメントとして、「人文社会科学系は大学教育に重要だが、教育の質の保証という観点では見直しが必要」(新潟大)という意見、「人文社会系の『知』を排斥すれば、民主主義は成り立たない」(滋賀大)という意見が掲載されています。


 国立大学は、文部科学省からの運営費交付金を配分されて運営しています。その配分は「出来高」に則っています。
 当然、成果が数字として現れにくい文系の学問は不利です。だからこそ国がバックアップするべきものだと思うのですが、間違っているでしょうか。
(-ω-;)ウーン

遊びに来てくださって、ありがとう

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by H_with_the_wind | 2015-08-26 18:53 | 社会科 | Comments(0)