自己紹介 

 アメリカのドラマを見ていました。
 重傷を負って意識不明の男性がICU運ばれ、執刀医が入ってきました。
 執刀医は、患者の枕元で声を掛けます。
「こんにちは。私の名前は○○です……」
 もちろん患者は意識不明ですから返事はありません。


 そう!
 アメリカで同じような体験をしました。
 3歳の長女がプレスクールに入園するのに健康診断書が必要で、病院へ連れて行きました。
 受付を済ませると担当の看護師さんがやってきました。
 彼女は娘が座っていたソファの隣に腰を下ろすと、娘の目を見て挨拶をし、娘の名前を確認した後、胸につけた名札を見せながらゆっくりと自分の名前を発音しました。
 問診や検尿を終えて、看護師さんについて診察室に入りました。
 お医者さんも看護師さんと同様、娘と視線を合わせて挨拶をしました。そして、やっぱり娘の名前を確認してから名乗りました。

 看護師さんもお医者さんも保護者の私にではなく、子供の目を見て自己紹介をされました。その姿に主役が誰かがはっきりしていると感じました。


 帰国後、両親に付き添っていくつもの病院に行きました。
 主治医の名前は、診察室の前や病室のベッドの横に掲げられたネームプレートで確認するのが当たり前になっていました。
 診察室で名乗られることがあってもはっきり聞き取れるものではなく、その視線はパソコンの画面か患部に注がれ、症状の確認も付き添いの私の方を向いていて何だか違和感がありました。


 相手が子供であっても年寄りであっても、意識があろうがなかろうが、ひとりの人間として対応するアメリカ人の姿勢を見習いたいと思っています。
^O^/

遊びに来てくださって、ありがとう

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by H_with_the_wind | 2016-03-09 22:39 | 思い出話 | Comments(0)