正倉院展

 司馬遼太郎記念館を後にして、その足で奈良の正倉院展に行ってきました。独身時代には毎年、母と正倉院展に出掛けるのを楽しみにしていました。

 今年は、聖武天皇ゆかりの品が多く展示されています。国分寺、国分尼寺建立の詔、忘れていた日本史を思い出します。
 ローマ彫刻を彷彿とさせる躍動感あふれる戌と亥の彫像「白石鎮子(戌・亥)(大理石のレリーフ)」は、スキタイの影響を受けているのでしょうか。
 緑瑠璃十二曲長坏。ガラスは私の好きな正倉院御物のひとつです。金属は腐食するけれど、ガラスは永遠の光を伝えてくれます。はるかな昔、この美しい坏には注がれた飲み物へと思いが飛躍します。
 金銅水瓶(みずさし)の注ぎ口は、鳳凰でしょうか。胴と注ぎ口をつなぐラインがとてもきれいです。精巧で美しい御物との出会いが豊かな気持ちにさせてくれました。

 正倉院展に再び出掛けることができたのも、子育てが一段落した証でしょうか。
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by h_with_the_wind | 2006-10-29 07:19 | 社会科 | Comments(0)