年齢不詳

 いわゆる子供を介した「ママ友」の間で、一緒にランチへ出掛けるくらいの間柄になるとお互いの年齢の話になります。「あー、来たか」と思います。

 私も新しい友人の年齢が気になる時期がありました。
 だけど、外国人の友人ができて変わっていきました。アメリカ人、インド人、中国人、ハンガリー人…いろんな国の人と出会いました。皆、親しくなってからも子供の歳を聞くことはあっても、私の年齢に触れることはありません。私も特に知りたいとも思いません。それでも友達関係は成立します。

 日本人同士ではどうして年齢が話題になるのでしょうか。どうして他人の歳が気になるのでしょうか。
 日本が「縦社会」だからかもしれません。学生時代、クラブ活動をしていた人はすぐに思い当たることでしょう。ひとつ学年が違うと歴然とした先輩・後輩の線引きがなされます。社会に出ると、年功序列、終身雇用の世界で、尚更その意味合いが深くなります。

 かつて私が他人の年齢を気にしたのは、無意識に「縦社会」の秩序を守りたいという自己保身だったように思います。年齢による「序列」で何となく納まりがつくような安定感を得ていたのかもしれません。

 でも、最早、年功序列も終身雇用も過去のものとなりつつあります。
 増して、お互いに対等であるはずの友人関係において「縦社会」を作る物差しは意味がなくなってきているはずです。
 「ママ友」の間で敬語は一般的ではありませんからそういった物差しは必要ないでしょう。母親歴イコール子供の年齢です。実年齢は関係ありません。
 別に知られて困るようなものではないけれど、それが過去の遺物を引きずるものであるならば年齢不詳でもいいのではないか、と思います。 
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by h_with_the_wind | 2006-11-09 22:43 | わたし


今日はどんな風が吹くのだろう。 日々の思いを書き留める雑文帳。


by 風懐

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