勤労感謝の日

 祭日ですが夫は出張です。お仕事、ご苦労様です。

 勤労感謝の日は、戦前、新嘗祭と呼ばれる日でした。新嘗祭は、天皇が五穀の新穀を天神地祇に勧め、また自らもこれを食して収穫を感謝する祭儀(Wikipediaより)です。日本人が農耕民族だったことの証です。

 敗戦で、天皇が人間宣言をされたことに伴い価値観が変わりました。天皇制を意識した祭日の呼び名も変化しました。
 お年寄りが、建国記念日を「紀元節」と呼ばれるのを耳にしたことがあります。この日は、神武天皇の即位の日です。といっても明治になって制定されたということですから、そろそろ「建国記念日」の歴史の方が長くなることでしょう。

 「勤労感謝の日」という表現は、アメリカのLabor Dayを直輸入したのでしょう。内容は、Thanksgiving Dayの方が近いのですが、宗教色を排除したかったのでしょうか。

 現代も宮中では祭儀が執り行われています。
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by h_with_the_wind | 2006-11-23 23:59 | 季節の中で | Comments(0)