兵馬俑展4

 私が京都文化博物館にいたのは、そんなに長い時間ではありません。最近流行の解説機器を借りてゆっくりと鑑賞したわけでもないので、もしかしたら勘違いがあるかもしれません。それでも、私にとってはとても密度の濃い時間でしたし、今も余韻に浸っています。

 宮殿や墓の建築材の文様の中で「白虎」の展示がありました。白虎は、朱雀、青龍、玄武とともに四神とされていました。
 これも日本に直輸入されています。高松塚古墳の四方の面に描かれていたものです。白虎は東、青龍は西、朱雀は南、玄武が北を表します。高松塚古墳が発見された時には、南面の朱雀はすでに盗掘で穴が空いていたといいますし、いま壁画自体が保存の危機にさらされています。

 高松塚古墳は、1972年に村人がショウガを保存するために穴を掘ったところ発見されました。そして、その2年後に中国では、井戸を掘ろうとした村人が兵馬俑を発見したのですから、考古学ファンには面白い時代だったことでしょう。

 兵馬俑を見たいと思ったら、向こうから来てくれた、と思いました。
 だけど、やっぱり現地で見たいです。空、空気、大地、どんな所だったのか体感したい、との思いは一層強くなったかもしれません。
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by h_with_the_wind | 2006-12-01 22:01 | 社会科 | Comments(0)