クリスマスツリー

 夫の仕事の都合でアメリカに住んでいたことがあります。ロッキー山脈の麓にある町でした。

 サンクスギビングデーが過ぎた頃、夫の友人がクリスマスツリーを届けてくれることになりました。我が家には、帰国しても飾れる程度のツリーを買って、すでに3歳の娘とデコレーションもすませていました。そこにツリーを届けるという申し出です。せっかく言って下さっているのですし、ツリーが2本というのも楽しいかも…と、安易に受け止めていました。

 土曜日の夕方、2m以上もあるツリーが届きました。
彼は、にこにこしながら
「今日、山で切ってきたんだ。水をやり続けたら来年までもつからね」と、言ってツリーをセッティングしてくれました。そして、
「水やり忘れないようにね」と念を押して帰っていきました。

 ついさっきまでロッキー山脈に根をおろしていた瑞々しい木が、我が家のリビングにあることに、私はただ圧倒されていました。
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by h_with_the_wind | 2006-12-12 23:59 | 思い出話 | Comments(2)
Commented by rakubin at 2006-12-14 02:15
もみの木は部屋に飾ると良い匂いがするけれど、次々と葉が落ちてしまうのでお掃除が大変ですね。
Commented by h_with_the_wind at 2006-12-14 07:45
rakubinさん
そうそう葉っぱが落ちるのよね〜拾ってまわったこと、すっかり忘れてたわ。
楽しかったことだけ覚えているなんて、我ながら羨ましい性格?!
   風懐