いじめ自殺対策

 昨日の読売新聞朝刊に興味深い記事が載っていました。
 東海大学医学部の精神科医保坂隆教授がいじめ自殺に関して提言をされています。

 抜粋しますと
 『「いじめ=いじめ自殺」ではない。つまり、いじめられている子の何%かがうつ病に罹り、うつ病にかかった子の何%かが自殺願望を持ち、自殺願望を持った子の何%かが実際に自殺を企図し、自殺を企図した子の何%かが実際に自殺によって亡くなってしまうと考えるべきなのである』
 更に、保坂先生の調査では、中学生600人を対象にしたうつ病チェックで4人に1人がうつ状態だったことがわかったそうです。

 うつ病は「こころの風邪」、誰でも罹り得る可能性がある病気だと、一般的に受け入れられる傾向にあります。それでも、これを一読して「中学生が…」、という思いがありました。
 が、女子の初潮の低年齢化、過剰な塾通い、最初の挫折感…思春期こそ、うつ病に罹りやすいハードルがたくさんあることに思い至りました。

 保坂先生は、学校で担任がうつ病の評価(スクリーニング)をすることを提言されていますが、私は、むしろ家庭でするべきことではないか、と思います。もっともうつ病について会話ができる家庭では、必要がないのかもしれませんが…。

 うつ病の定義を確認したくて、webで検索したところ「うつ病度チェック」ができるHPがいくつかありました。試してみて気になる結果が出たら、カウンセラーを訪ねてみるのもいいかと思います。
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by h_with_the_wind | 2006-12-30 22:02 | 社会科 | Comments(0)