続・JICA

 JICAの方のお話は、とても興味深いものでした。そこから派生した私の感想です。

 日本が支援している国の中にウズベキスタン、キルギスタンといった旧ソ連の共和国が含まれています。これらの国は「開発途上国」と呼ばれます。
 その一方で、旧ソ連の母体だったロシアは、バーミンガム サミットからサミットへの完全参加を許され。主要国首脳会議は、G8となりました。
 ソビエト社会主義連邦共和国の崩壊で、ひとつの国から「主要国」と「開発途上国」が産まれたわけです。

 ウズベキスタンがソ連邦の共和国のひとつで、ウズベク共和国という名前だった頃、首都のタシケントに行ったことがあります。
 早朝、ホテルのラジオのスイッチを入れると、コーランが流れてきました。言葉も意味もわからないコーランですが、耳に心地良く敬虔な気持ちになりました。
 旧ソ連は、公式には宗教の自由も、それぞれの共和国がロシア語以外の言語を使用することも新聞を発行することを含めて認めていました。
 タシケントの街は清潔で、市場に行けば新鮮な野菜と豊富な果物も売られていました。モスクワやレニングラード(現ペテルブルグ)に比べると、余程自由で活気にあふれているように見えました。

 「開発途上国」と呼ばれるから国民が不幸であるとか、「主要国」に産まれたから幸せであるとは限りません。
 ただ、ひとつの国が崩壊することの影響、戦争の愚かしさ、様々な思いが交錯します。
 人類の歴史は、こうしたことを繰り返してきたのでしょう。東西文化の交流の象徴シルクロードは、ロマンティックな響きとは裏腹に常に侵略や戦いの歴史を産み出す地でもあったことを実感しました。
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by h_with_the_wind | 2007-03-08 23:59 | 社会科


今日はどんな風が吹くのだろう。 日々の思いを書き留める雑文帳。


by 風懐

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