大山崎山荘美術館

 京都と大阪の境界に天王山があります。
 1582年、本能寺での異変の報に羽柴秀吉が急ぎ西国から引き返して、明智光秀と戦った「山崎の戦い」の舞台です。山崎の戦いの勝者が天下を取ったことから、「天下分け目の天王山」と後に語り継がれるようになりました。

 家族で天王山の南麓・山崎にあるアサヒビールの大山崎山荘美術館へ行ってきました。

 JR山崎駅から急な坂道を上がって行くと、広大な敷地の中にイギリスのチューダー様式の館が建っています。
 大きな柱と太い梁、マントルピースにレリーフ、広い邸内のあちこちに贅をこらした跡が見受けられます。
 テラスからの眺望は、絶景で、一所懸命に坂を登ってきた甲斐がありました。

 テレビドラマ「華麗なる一族」の万俵家を連想してしまいました。
 今、庭園の桜は散り初め、池には、そう、池には「将軍」がいました。
「あの鯉は将軍という名前だよ」と、冗談で隣にいた次女に言うと、
「何で知ってるの?」と、ドラマも原作も知らない娘は素直に受け入れてくれました。

 こんな家に一度は暮らしてみたい、再び夢想の中に入り込もうとすると、傍らの夫が現実的な意見を述べて夢の世界から引き戻してくれました。
 「関西に住んでいるということはすごいことだ」と、夫は娘たちに言います。
 日本の歴史は、明治維新まで主に関西が中心でした。だから、少し足を伸ばせば、遺跡から史跡まで実際に見に行くことができます。体感できる環境にあるということは、もしかしたらとても幸せなことかもしれません。
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by h_with_the_wind | 2007-04-15 23:59 | 課外活動 | Comments(2)
Commented by non non mama at 2007-04-17 10:01 x
行かれたのですね・・・(^・^)素敵な所だったでしょ・・頑張って登られましたね・・・私はいつも車でしたが・・・・昔はフランスレストラン(会員制の)だったんですよ。何故?知っているかって?
昔々そこでPianoを弾いていたんです。^_^; お客様も素敵な方々ばかりで・・・もちろんスタッフも・・曜日によってハープやピアノと・・・・・地下が厨房でその暖を1階の大理石の床へ・・・カーテンもレースの総手編みでした。昔々は個人の持ち物で、経費がスゴク掛かるので手放されましたが・・・・まだ、トラ?ライオン?熊?の敷物は有ったかしら?お庭も広いですよね・・閉館の前にそこの管理人さんのワンちゃんが実家へ・・・・・懐かしい!山崎山荘といいました。私も訪ねてみたくなりました。思い出させてくれて有難う!
Commented by h_with_the_wind at 2007-04-17 22:39
♪non non mamaさん
これもご縁ですね。あの素敵なお館でピアノを弾いてらしたんですね…そうですか。
大人の雰囲気、フランス料理、そしてピアノ…洗練された人たちの社交場だったのでしょう。
紅葉の季節、いいでしょうね。今度は秋に行ってみよう、と思っています。 風懐