空白の一日

 「空白の一日」という言葉を聞いて、江川卓さんがプロ野球に入団した経緯を思い出せる人は、立派なおじさん、おばさんですね。

 日本中が大騒ぎしたあの騒動で、江川さんは、日本中を敵に回しました。
 前面に出たのは江川さんでしたが、ひとりで何もかも仕切ったわけではなく、将棋の駒、マリオネットの人形のような立場で動かされていただけという見方もできたかと思います。
 だけど、マスコミの報道は、容赦なくひとりの若者を責め立てました。

 最近も相撲界では朝青龍、ボクシング界では亀田親子に日本中の非難が集中しています。流れは、圧倒的に朝青龍や亀田親子に不利です。

 「空白の一日」当事者の江川卓さんと小林繁さんは、その後、会話をすることもなかったそうですが、28年の歳月を経て、お二人が日本酒のコマーシャルで共演、和解されたといいます。
 当時、挨拶することさえできない雰囲気が日本中に漂っていたと聞くと、世論の持つパワーを感じて空恐ろしくなります。
[PR]
by h_with_the_wind | 2007-10-15 23:59 | 社会科 | Comments(2)
Commented by kazu at 2007-10-21 00:02 x
悲しいほど、懐かしい話です。
私は、大の巨人ファンだったのですが、これは、とてもショックでした。小林投手は、大好きだったので、とても悲しかった。
それがきっかけだったのか、今では、覚えてないのですが、巨人ファンはやめてしまいました。
今年は、原監督で優勝できるかな、と思ったのですが、なかなか。あれは、納得のできない制度です。
野球が面白くなったとか言ってますが、お金儲けにしか見えません。
1年間野球をやった意味がわかりません。
メジャーリーグのプレーオフとは、全く意味が違う日本の制度。日本のプロ野球が大嫌いになりそうです。
原監督は、私の小学校の同級生のいとこ。ずっと親しみがあって応援していたので残念でした。

亀田親子は、ある放送局がすごく肩入れしていたし、どうしてもスポーツに見えなかったので同情できないかも。うちの次男がかっこいいとおもっていたみたいなので、はっきり言って嫌でした。
どうみても。総合格闘技ならやっていけると思うのですが。

ただ、世論のパワーは気持ち悪いです。みんな便乗しているみたいで。
Commented by h_with_the_wind at 2007-10-21 12:01
☆kazuさん
小林投手は人気がありましたね。野球のことをよく知らない私でも知っていました。大阪に向かう小林投手の姿が「とても可哀想」に見えましたっけ。
いつから野球の制度が変わったのでしよう。どこのチームが優勝したのかわからない制度ですね。選手たちはどう思っているのかしら。