時代祭

 京都三大祭りのうち一年の最後を彩る時代祭の日です。
 今年は行きたい、と予定していましたが、風邪のひき始めか体調があまりよくないので外出を控えました。

 時代祭へは、結婚前に写真を撮りに行ったのが最後ですから、もう20年前のことです。
 当時、一眼レフのカメラを買ったばかりで、三脚と望遠レンズを持って出掛けました。まだそんな女性は珍しかったのでしょう。アマチュアカメラマンのおじさんたちに場所を譲ってもらうなど親切にしてもらったちょっと嬉しい思い出があります。

 今年の時代祭は、記念すべきお祭りだった、と夕刊で知りました。
 113年の時代祭の歴史で初めて、「室町時代行列」が加わったそうです。

 時代祭は、1895年に創建された平安神宮への参拝のために始まりました。明治維新から平安時代まで遡って、それぞれの時代装束に身を包んだ行列が壮大な日本の風俗歴史を再現しています。ただ昨年まで室町時代だけが欠落していました。
 明治以降、後醍醐天皇に弓をひいた足利尊氏は「逆賊」とされていました。京都では、南北朝時代を吉野時代とも呼んでいたそうです。室町時代は、天皇家を中心とした歴史の上で否定されていたのです。
 時代祭りが始まった頃は、日本が明治天皇を頂点とした国家統一を計り天皇を神格化していく歴史の途上にあったのですね。
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by h_with_the_wind | 2007-10-22 23:59 | 芸術 | Comments(0)