古代ローマ

 お正月に、4時間半かけてテレビで「新春超歴史ローマ1000年史!!」を放送していました。
 録画で見始めた長女はほんの少しだけ見るつもりだったようですが、すっかり夢中になってしまい、ひとりで最後まで見ていました。

 このテレビ番組は、塩野七生さん原作の「ローマ人の物語」がベースになっているようです。
 「ローマ人の物語」シリーズは、ずっと気になっていていつか読もうと思っているのですが、まだまだ続く大作できっかけがつかめずにいます。

 長女の傍らでしばらくは、私も用事をしながらチラチラと見ていました。
 ローマと戦ったハンニバルの卓抜な戦略には、中国の史記や三国志のエピソードを思い出しました。

 昨年の大河ドラマでは武田信玄の軍師となった山本勘助が主人公でした。彼は「孫子の兵法」に通じこれを実践に応用しました。
 同様に戦争に注目して日本の歴史を振り返ると、史記に書かれているのと同じようなエピソードとたくさん出くわします。中国の影響を色濃く受け継いだ日本史ですから、書物を通して戦術も輸入されたに違いありません。

 ですが、古代ローマと古代中国の類似性を俯瞰できる現在の立場から見ると不思議な感覚に陥ります。
 どんなに卓抜した発想でも同じことを考える人がいるものです。そして、愚かな戦争を繰り返すこと自体、人間はいつまでたっても学ばないのだということです。
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by h_with_the_wind | 2008-01-08 23:59 | 社会科 | Comments(0)