シベリア送り

 「問題児をシベリア送り=過酷な環境で更生狙うー独」
 Yahoo!ニュースをチェックしていて、はっとするタイトルに行き当たりました。

  問題児は極寒の地で更生をー。ドイツのヘッセン州ギーセン郡が、暴力行為で家庭や学校が持て余した少年(16)を更生のため、古くから流刑地として有名なロシアのシベリア地方に送り込んでいたことが明らかになった。(時事通信)

 シベリアは、ロシア帝国時代に政治犯の流刑地とされていました。
 作家ドストエフスキーも政治犯としてシベリアに送られました。ドストエフスキーの代表作のひとつ「死の家の記録」には、流刑地での過酷な生活が書かれています。

 「流刑」と「更生目的」では彼の地での生活そのものに大きな違いがあることでしょうが、何ともすごい話です。
 少年が世話役と暮らしている村では、暖をとるためには自ら薪を割らなければならないといいます。

 少年の世話役を引き受けた人とは、どんな人なのでしょう。
 ドイツがシベリアを選んだこと、ロシアが少年を受け入れたこと、そのいきさつにも興味があります。
 ドイツ国内では、この措置をどんな風に受け止めているのでしょう。今後、シベリア送りを少年に対する更生プログラムとして導入される可能性というのはあるのでしょうか。
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by h_with_the_wind | 2008-01-21 23:59 | 社会科 | Comments(4)
Commented by wochacha at 2008-01-23 02:19
お久しぶりです!
なんともすごい話しですね‥。
深く知りたくもあり、正直なところ目をふさいでしまいたい自分もいます。
16歳か‥‥。
Commented by h_with_the_wind at 2008-01-23 06:02
☆wochachaさん
わー、嬉しい。wochachaさんもご家族の皆さんも、お元気ですか?

そうなんです。16歳の問題児、としか書かれていなかったので、詳細はわかりません。記事を読んで私も混乱しています。
Commented by 風屋 at 2008-01-23 10:49 x
何だか懲罰的な匂いがして嫌な話です。
過酷な環境を体験させて更正を図るというのも体罰的。
どちらかというと社会における自分の存在意義を理解できず
あるいは生きる目的を見出せない子たちが社会的ルールに対して
レジスタンスを起こすのがいわゆる「問題児」だと思うのです。
同じ環境を変える対策でも、
例えば東南アジアのスラムの子ども達、アフリカの難民キャンプの子ども達、
迫害されている少数民族の子ども達の支援活動などを経験させる方が
自分の存在意義を見出せると思うのですが・・・。
Commented by h_with_the_wind at 2008-01-23 22:08
☆風屋さん
「9ヶ月間の流刑」とありましたので、いずれは元の社会に戻ることが前提のようです。
なるほど、おっしゃるような世界中の子供に対する支援活動を経験するというのは、興味深い提案ですね。