天使のささやき

 今日は何の日かなと調べてみたら、「天使のささやきを聴く会」に行き当たりました。
 「天使のささやき」…。焼酎? スリー・ディグリーズ? いえいえ違います。

 30年前の今日、北海道雨竜郡幌加内町母子里で非公式ながら戦後の国内最低気温氷点下41.2℃を記録しました。この日を記念して彼の地では、「天使のささやきを聴く会」が催されているそうです。

 「天使のささやき」とは、寒くて風のない晴天の日、空気中の水蒸気が凍ってできるダイヤモンドダスト現象のことだそうです。
 私も経験したことがありますが、太陽の光を受けてそれはそれは綺麗です。寒気もいっそ潔くて、寒さで身体が丸くなりそうなものなのにそこまで突き抜けてしまうとむしろ背筋がすっと伸びます。張りつめた空気の間を漂うダイヤモンドダストは、確かにきらきらと音がします。天使のささやき声にたとえるなんて、おしゃれです。

 北海道で過ごした初めての冬、除雪車がどけてもどけてもまた新たに降り積る雪は頭で理解している以上に驚きでした。道路の路肩には雪がうず高く積って、見通しが悪く危険なことも知りました。
 雪国にとって、降雪はもうそれだけで雪のない地方と比べるとハンディキャップです。大きな道路には除雪車が入りますが、そうでないところや自宅の周辺の雪かきは個人の仕事です。雪が降ったらすぐに雪かきをしなければ生活に関わりますので、先に延べることができません。

 そんな厳しい雪国でのみ出会える「天使のささやき」は、まさに天からの贈り物に違いありません。
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by h_with_the_wind | 2008-02-17 23:59 | 季節の中で | Comments(2)
Commented by 風屋 at 2008-02-19 18:48 x
今年の筋トレ(雪かき)は、まだ5〜6回です。
降れば降ったでうんざりですが、無ければ寂しく感じます(笑)
Commented by h_with_the_wind at 2008-02-19 22:57
☆風屋さん
雪かきは、重労働ですもの。
今の私なら、新雪をかき分けて歩くだけでも筋肉痛になることでしょう。
雪かきの後の「天使のささやき」は、いかがでしょう。って、焼酎「天使のささやき」だったりして…。