生き…苦しい

 アメリカのコロラドで暮らしていた頃、何度かロッキー山脈国立公園へドライブしました。
 カーブを繰り返しつつ麓から山の上へと延びる道路の片側は、当然崖ですが、ガードレールがついていません。日本に比べてアメリカの道路が広いとはいえ、事故を起こして一度道路をはずれると大惨事になることは間違いありません。実際、パンフレットには交通事故で崖から落ちて年間○人の人が亡くなったと書かれていました。
 夫と、日本ならすぐにガードレールをつけるよね、と話をしたものです。
 より自然を残しておこうという配慮なのか、事故は自己責任というお国柄なのか、それとも広大な国土故ガードレールまで設置できないという経済的な理由なのかは、わかりません。

 このところ、日本の政治や社会の動きが個人の生活を締め付けているように思えてなりません。
 ウエストのサイズ、シートベルトの着用、自転車の乗り方。そして、今度は政府の教育再生懇談会が、小中学生の携帯電話所持を禁止にしようと提言するそうです。
 ひとつひとつは納得するだけの根拠を持っています。上記のことについて私は、反対するつもりはありません。
 ただ日常で少し気をつけていれば守れる(あえて言うなら)小さなことです。いちいち法律を作ったり規制する必要があるのかな、と思ってしまいます。

 安全に健康に暮らしたい、と思っていれば身体のコンディションに気をつけるでしょうし、まさかの事故に備えて安全だと言われるシートベルトを着用するでしょう。また自転車に子供を乗せた状態で暴走したりヘッドホンをして乗ることもないでしょう。
 子供の携帯電話も家庭内で話し合って決めればいいことではないでしょうか。

 このままSF小説のように、一日に食べるご飯の量や睡眠時間までも国に決められるのではないか、と憂鬱になります。日本で生きていくことに何とも言えない苦しさを感じます。
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by h_with_the_wind | 2008-05-30 23:59 | 社会科


今日はどんな風が吹くのだろう。 日々の思いを書き留める雑文帳。


by 風懐

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