今日はどんな風が吹くのだろう。 日々の思いを書き留める雑文帳。

by 風懐

続・煙突付きストーブ

(前日の記事から続きます)

 部屋の真ん中に据え付けられた煙突付きストーブは、年中そこにありました。
 火を入れないのはほんの短い夏の間だけで、その期間は私も帰省していましたからたいして邪魔にも思いませんでした。秋の終わりに長雨が続く頃、お天気の日を見計らって、形ばかりの掃除をして冬に備えました。
 今思うと、一般家庭ではどうなんでしょう。やっぱり煙突も丁寧に取り外して夏の間は納戸に片付けるのでしょうか。

 学生時代に一度だけ遊びに来た母が煙突付きのストーブをたいそう気に入りました。母が来たのはまだストーブの必要ない秋の入り口でしたから火をつけてみせることはありませんでした。それでも飽きずにみとれていましたっけ。

 冬、北国の日没は早く、学校から帰ると部屋の明りを灯したそのまま、手袋を脱ぐこともなくストーブに火を入れます。ぼっ、と小さな爆発音に続いて炎が上がるのが見えると、ほっとしたものです。
 ストーブの上の薬缶がしゅうしゅうと音を立てる頃には、部屋の中はしっかりと暖まり炎の勢いを『微小』に調節します。
 たくさん作った前日のカレーやそこに置いておくだけでコトコトと仕上がったおぜんざい…。もうあんな生活はできないのでしょうね。
 雪国の冬は暗くて寒くてというけれど、私には楽しい思い出がいっぱいありまます。

(と…、当初書くつもりではなかった思い出が思い出をよんで、こうなってしまいました^^ 続きはまた明日…)
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by h_with_the_wind | 2008-11-29 23:59 | 思い出話 | Comments(11)
Commented by imuimu at 2008-12-05 09:47 x
いいな〜、この時期ぴったりのお話。
なんだかホッコリしてきました。また続きお願いします.
Commented at 2008-12-05 14:57
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by wocha2 at 2008-12-05 16:05
そうそう!使わない時期、煙突は外してましたよ。
時期がくると、煙突を組み立てながら、取り付けてました。
ストーブ側の煙突の穴には、新聞紙を丸めて詰めて蓋をしてw

ストーブの周りに、ガードする柵を置いて、その柵に手袋やらマフラーを掛けて乾かして。
ストーブの傍に新聞紙を敷いて、濡れた長靴を置いて乾かしました^^
あぁ~懐かしいです。
ホント、どんどん思い出が蘇りますね。
続き、楽しみにしてますよ^^
Commented by カンナ at 2008-12-05 22:54 x
短編小説『煙突のある部屋』
そのストーブに手をかざしながら、恋が生まれた・・・なんて展開にならないですかね??

教室のストーブに、雪遊びで濡れた靴をかざして、ゴムの溶けた匂いが・・・懐かしい思い出です。明日は軽く雪の予報です。
Commented by h_with_the_wind at 2008-12-06 08:59
☆風懐です。
ありがとう♪
何だか皆さんに期待されてしまって面映いです。
期待に応えてフィクションを創ろうかと思うくらい…、ひっこみがつかなくなっちゃった(ポリポリ^^)。

さだまさしさんの『主人公』という歌の中に、誰でも自分の人生においては自分が主人公といった意味の歌詞があります。
折りにふれて思い出すフレーズですが、私のブログでは私が主人公と割り切って当初の路線で続けます。
御期待を裏切ることになるでしょうが、ごめんなさい。

Commented by h_with_the_wind at 2008-12-06 09:01
☆imuimuさん
今日は随分冷え込むようです。
煙突付きストーブが恋しい季節です。
Commented by h_with_the_wind at 2008-12-06 09:02
☆鍵コメ at 14:57さん
わあ、ありがとうございます。
すぐにそちらへお邪魔しますね。
Commented by 風屋 at 2008-12-06 09:04 x
こういう話は語り出すとキリがなくなりますね(笑)

我が家では夏も煙突やストーブはそのままでした。
部屋の真ん中にあるので、上に布をかければ立派なテーブルに(^^;
冬、友達と暗くなるまでスキーをして帰ると
まだ低学年でストーブへの点火を禁じられていた妹が
火の気のない部屋で、オーバーを着たまま丸くなっていました。
私が点火するのを横に来て覗き込んでいたっけ・・・。
濡れた靴下を乾かそうと、穿いたままストーブにあたっていて
つま先を焦がしてしまったのも懐かしい思い出です。

鋳物の薪ストーブのそばではコーヒーかココアがいいな。
本よりも静かな音楽が欲しくなると思います。
Commented by h_with_the_wind at 2008-12-06 09:07
☆wocha2さん
あっ、そうそう煙突を表に出すために壁にあけた穴には新聞紙が入れられていました。見たことあります。
私もストーブのそばに新聞紙を敷いてブーツを乾かしていました。
あっという間に乾きますよね。それに翌朝履く時に中まで暖かいの…。
Commented by h_with_the_wind at 2008-12-06 09:10
☆カンナさん
恋は……生まれなかったのよ……(笑)。
今日は、朝から冷たい風が吹いています。
カンナさんのところには、もう雪、降っていますか?
Commented by h_with_the_wind at 2008-12-06 09:18
☆風屋さん
可愛い妹さんですね。
風屋さんは、頼りになるお兄ちゃんだったのだ。

暗くなるまでスキーって…。もちろんノルディックスキーですよね。スキーが日常生活の延長上にあるという感覚が、そもそもよくわからないのだけど(笑)。羨ましい…。