遊牧民

 心の琴線に触れる単語というものがあります。
 その単語を耳にしただけでついて行ってしまいそうなキーワード。どなたにもあるのではないでしょうか。
 私の場合、「遊牧民」なんて言葉を聞くとすぐに反応してしまいます。更にに「北方」なんて形容詞がつくともうだめです。たとえばレストランでそんな言葉が隣のテーブルから漏れてきたら興味津津、耳はダンボの耳になってしまいます。
 ベドウィン、ゲル、ユーラシア大陸、匈奴、韃靼、スキタイ……。
 あはは、なんだか想像しているだけで気持が豊かになってきました。これは何なんでしょう。

 思いつきで羅列した単語ですが、時代も地域もバラバラです。シルクロードというひとつのファイルにいれられるのか、というとそうでもありません。「ローマ」には、それほど心がときめきませんから。

 遊牧民に憧れていた時代がありました。季節ごとに大地を移動していくダイナミックな生活に訳もなく惹かれていました。
 遊牧民は狩猟民族ではなく牧畜を生業とする人たちだ、なんて定義は私の中では関係ありません。
 想像の中で、私は童謡「月の砂漠」に登場するようなお姫様ではなく、草原を駆け抜ける馬に乗る若者です。何かを追っているわけではなくただ走っているだけです。
 だけど、それは夢の世界で、現実の私にはとても耐えられないものだとわかるのにそんなに時間はかかりませんでした。

 決して私には真似できない遊牧民の生活への憧れが心の琴線に触れるのか、もう戻れない憧れを抱いていた頃の自分への郷愁なのか、今となってはその境界線さえぼやけています。
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by h_with_the_wind | 2009-01-16 23:59 | わたし | Comments(22)
Commented by imuimu at 2009-01-29 10:16 x
私は言葉では有りませんが、画像に釘付けになる事が有ります。
それは『海と月』
何でしょうね・・・理由はわかりません。ものすごくじ〜っと見ちゃってうっとりしてしまうのです。
夕暮れの場面が特に好きです。
Commented by 風屋 at 2009-01-29 18:22 x
エスニックな単語・・・来た来た(笑)
ワタシの場合はさらに中央アジアの方まで興味が広がります。
アラジンの話なんて、もーたまんないっ!! (^^;

あ、もちろん東南アジア系も引き続き・・・です(笑)
Commented by h_with_the_wind at 2009-01-30 06:26
☆imuimuさん
海と月…、綺麗な画像ですね。静謐。
満月の月明かりの帯が海に映っているのでしょうか。
鋭利なナイフを連想する三日月でしょうか。
夕暮れだと、白い月かな?
Commented by h_with_the_wind at 2009-01-30 06:31
☆風屋さん
来た来た(笑)。
どうして惹かれるのでしょうね。
よくわからないのですが…。いつか行ってみたら解決するかな?
Commented by 風屋 at 2009-01-30 11:25 x
ところで、私が心惹かれる土地といえば大阪(笑)
まだ決定ではなく、いま母ちゃんを説得中ですが
9月の連休に国立民族博物館行きを計画しています。
母ちゃんは私ほどその分野に興味があるわけではないので
他にどこか母ちゃんを釣る場所が必要となります(笑)
大阪〜神戸〜奈良〜京都のあたりで
(神社仏閣以外)どこかお薦めの観光地ありますか?
(私的には奈良の山辺の道散歩あたりかなぁ・・・と)
あるいはみんぱく見て、大阪在住の友人に会って
その後新幹線で名古屋〜三島〜湘南と北上するルートも
ちょっと興味があるのですが・・。
逗子にも母ちゃんの友人が住んでいるものですから。
そしたら岐阜でimuimuさんにも会える?
Commented by imuimu at 2009-01-30 17:44 x
横レスすみませんm(__)m

風屋さんへ
岐阜〜(^^;)会えますけど後悔しますぜ、アニキ(爆
風懐さんとももちろん会いますよね〜♪
Commented by h_with_the_wind at 2009-01-31 00:21
☆風屋さん
そら大変や!
おいで、おいで…。
山野辺の散策もいいですね。
ただ9月の連休の頃は、きっと北国にお住まいの方にとってはまだ「夏」ですよ。
Commented by h_with_the_wind at 2009-01-31 00:23
☆imuimuさん
えらいこっちゃで~。
大阪から岐阜までアニキ夫妻について行こうかなあ。
カンナさん、もしこのコメントを読まれたなら、途中で合流されませんか?
Commented by rakubin at 2009-01-31 00:32
風懐さんの前世に関係しているのかもしれません。
もしかしたら前世は遊牧民で、風と会話できる人だったのかもしれませんね。何だかそんな気がします。
Commented by h_with_the_wind at 2009-01-31 07:37
☆まこさん
まこさんに言われて前世は遊牧民だったような気がしてきました(笑)。
風と会話ができるなんて素敵ですね。
Commented by カンナ at 2009-01-31 09:02 x
したいしたい!琵琶湖周辺が「かあちゃんを釣る場所」にならないかなあと考えていたのです。
湖北周辺はひと足遠いのですが、そもそも来ていただくきっかけがなかなかないのでは?と考えると、今回一度ぐらい覗いていらしてもいいかと^^
Commented by 風屋 at 2009-01-31 09:54 x
なんか話が広がってすごいことになってる・・・(^^;
とりあえず記事とかけ離れてきちゃうので仕切り直しますね。
Commented by wocha2 at 2009-01-31 23:16
お?!何気にオフ会のお話しもありつつ?

ん~、惹かれるものってありますよね。
どうしても惹かれてしまうもの。
私は文房具とトートバッグ。
使いもしないのに、どうしても手に取って見てしまう。
あり過ぎて使わないトートバッグが、無駄に家にあります。
もう買わない!って心に決めてますけどw

文房具屋さんは、飽きもしないでいつまででも居られます。
もう使わない分度器やらコンパスやら・・・・。

・・・あら?ちょっと違うか^^;
Commented by watchsjp at 2009-02-01 02:50
“遊牧民”のタイトルにふーっと読み入ってしまった。

“心の琴線に触れる単語”
この言葉。
なんかいい響きぃ…。

惹かれるもの。
私は海だなぁ。
青い海の画像を見ると何を考えることも忘れ…。
暮れていく海の画像を見ると物悲しくなり…。

今は長男の態度をみると腹が立ち…、って違うか!
Commented by h_with_the_wind at 2009-02-01 08:50
☆カンナさん
ビンゴ!
私も「神社仏閣以外で母ちゃんを釣る場所」と言われて琵琶湖の周辺を思い浮かべました。魅力的なところいっぱいありますよね。
アイデア募集中!
Commented by h_with_the_wind at 2009-02-01 08:52
☆風屋さん
仕切り直しましょう。
きっと面白いアイデアがいっぱい出てきますよ。
Commented by h_with_the_wind at 2009-02-01 08:56
☆wochaさん
トートバック、可愛いものから実用的なものまでいろいろありますよね。
今度、是非、ブログで紹介してください。
Commented by h_with_the_wind at 2009-02-01 09:01
☆wotchさん
なるほど、視覚で心を動かされるということもありますね。
imuimuさんもそうですよね。海はやっぱり大きいなあ。ただそこにあるだけで人の心を鷲掴みにしてしまうんですもの。

私も娘の態度に苛立っています。親って耐えることなのね…。
あはっ。
Commented by imuimu at 2009-02-01 12:14 x
ほんと。夕暮れの海を眺めていたいです。
私も息子の言動に切れかかっています。(;;)
Commented by h_with_the_wind at 2009-02-01 22:12
☆imuimuさん
あらっ、ここにもキレそうなお母さんがいた。
でも、キレないのは、幼い頃の子供のあどけない表情が染み付いているからなんでしょうね。お母さんが世界の全てだった時の子供のことが…。♪そんな時代もあったねと…(笑)。
Commented by watchsjp at 2009-02-02 01:48
落ちました!
逆切れしたのは長男でした。
その態度に腹を立て、私は指を切りました。
Commented by h_with_the_wind at 2009-02-02 08:50
☆wotchさん
うっ…。
ゆっ、指はミスして切っちゃったのよね…。