傘がない

 「傘、持って行きや!」
 「持ってる!」
 この季節になると交わす次女との定番の会話です。次女は少々荷物になっても苦にしない用意のいい子です。

 そしていってらっしゃいの後に思い出すのが、井上陽水の歌「傘がない」。
 
 ♪都会では自殺する若者が増えている
  今朝来た新聞の片隅に書いていた
  だけども問題は今日の雨 傘がない

  行かなくちゃ、君に会いに行かなくちゃ
  君の街に行かなくちゃ 雨に濡れ…。

 この歌が流行った時、ラジオで、
「近頃の若者は、同世代の人間が自殺することよりも、自分の恋愛や傘がないことの方が大切だなんて、なってない!」と、いうようなことを言っていました。
 団塊の世代の陽水さんが「若者」と呼ばれていたのですから随分昔の話です。まだ子供だった私がどうしてそんなことを覚えているのかわかりません。
 ただあの頃の大人は、いつも怒っていたような気がします。
 そう団塊の世代は、大人たちからよく叱られていたような気がします。戦争を経験した人たちにとっては、自分のことだけを考えている若者が余程腹に据えかねたのでしょうか。
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by h_with_the_wind | 2009-06-06 23:59 | 思い出話 | Comments(2)
Commented at 2009-06-24 08:33 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by h_with_the_wind at 2009-06-24 22:34
☆鍵コメat 08:33さん
おっしゃる通り団塊の世代が若者だった頃のオトナたちは、自信に満ちていました。
そうして、理不尽なことで叱られたという記憶が必要以上に物わかりのいい次の世代を産んだのかもれません。