今日はどんな風が吹くのだろう。 日々の思いを書き留める雑文帳。

by 風懐

老後?

 前日の記事で、最近テレビ番組に対して物足りなさを感じるようになったこと、時として騒々しく感じるだけになったことを書きました。
 それが、お手軽で底の浅いものが好まれる風潮のためなのか、単に私がひとりで感じている歪みなのかはわかりません。

 小説を読んでいても先が読めてしまうことがあります。もちろん、若いころにもそういった経験はありました。
 かつては思った通りの展開に「ほらね」と得意になっていましたが、今は「なんだ」と失望を強く感じてしまいます。やはり受け手である私のあり方が変わったということでしょうか。

 不朽の名作、と言われる小説があります。何度読んでも新しい発見がある、年を重ねると違った読み方ができる、そんな小説です。
 音楽も同様で、繰り返し聞いても、何年かぶりに聞いても飽きない音楽です。

 いつか誰にも邪魔されず、じっくりゆっくりそんな小説を読み、音楽を聴きたいと思います。
 ただし、私は音楽を聴きながら小説を読むことはしません。小説を読みながらお菓子を食べることもしません。
 それに小説や音楽にもちゃんと自分の好みというのがあって、他人様がいいというものと必ずしも一致するわけではありません。

 いやはや、ここまで書くと、融通のきかない頑固な老人になること必至ですね。
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by h_with_the_wind | 2009-07-10 23:59 | わたし | Comments(2)
Commented by 風屋 at 2009-07-14 09:37 x
朝ドラや「天地人」についての感想が私と全く同じで
思わず読みながらうんうんとうなづいていましたが、
小説についてまで同じような思いを抱いていたんですね(^^;
若い頃ほどは心が動かない作品がある一方で
何度読んでも別な感慨を感じる作品もたくさんあります。
「ノルウエイの森」村上春樹・「されど我らが日々」柴田翔
「ピーターカーメンチント」ヘッセ
などは、もう何度読み返したかわからないほどです。
Commented by h_with_the_wind at 2009-07-14 22:26
☆風屋さん
ここにもいた!頑固な老人予備軍?(笑)
賛同していただけると心強いです。

「されど我らが日々」は、風屋さんに触発されて再読しましたっけ。
新訳「罪と罰」が完結したらこれももう一度読んでみたいと思っています。