カテゴリ:芸術( 84 )

黒子の美学

 目の前で繰り広げられる早替わりの妙技を見て、その裏側を知りたい、と思わない人はいないことでしょう。
 歌舞伎「伊達の十役」を観た私も舞台の裏側で繰り広げられる手順を知りたいと思いました。一瞬。
 そうほんの一瞬だけ。
 次の瞬間には、これは知る必要のないことなのだ、と否定しました。

 歌舞伎役者の早替わりはひとりで行えるものではなく、舞台の裏では次の衣装・鬘・小物を用意している人がいます。
 役者が舞台から引っ込んだら、手際よく着替えを手伝い、また舞台に送りだす黒子と呼ばれる人たちです。
 きっと彼らは、観客にその存在を知られることを「良し」とはされないことでしょう。観客に気取られることなく主役を支える裏方に徹するところに「美学」があるのではないかな…。
 舞台裏を知りたい、という素朴な思いを一瞬にして否定したのは、黒子に徹する人たちのことが頭を過ったからです。
^O^/


遊びに来てくださって、ありがとう

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by h_with_the_wind | 2013-06-01 21:57 | 芸術 | Comments(2)

伊達の十役

 京都の南座で、仙台藩伊達家のお家騒動を題材にした歌舞伎「伊達の十役」を観てきました。

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 市川海老蔵さんがおひとりで、十役をこなされます。
 悪人から善人、女から男、優男から荒くれ男……。
 十の役を演じ分ける器用さとその速さに驚きました。
 圧巻は、花道でのすれ違いざまの早替りでした。イヤホンガイドで予告されたので目を凝らして観ていました。にもかかわらず、私のほんの少し先で繰り広げられた妙技をただぽかんと見ているだけでした。

 そうして、変幻自在に十の役を演じ分ける海老蔵さんの世界にぐいぐいと引き込まれていきました。

 三幕目、足利家奥殿場では、乳母政岡をじっくりと演じられました。
 亡くなった我が子千松を抱き締め、声を上げて嘆き悲しむラストシーンでの一筋の涙が印象的でした。
 もう一度同じ演目を観たい、そう思いながら帰路につきました。

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(^O^☆♪)


遊びに来てくださって、ありがとう

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by h_with_the_wind | 2013-05-26 22:59 | 芸術 | Comments(0)

「北のモナ・リザ」

 マウリッツハイス美術館から「北のモナ・リザ」と称される「真珠の耳飾りの少女」が神戸にやってきました。
 カンナさんに教えていただいてから見に行く機会を楽しみにしていました。


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 大きな真珠の耳飾りが似合う可愛らしい少女に知性を感じます。
 微笑んでいるのでしょうか、驚いているのでしょうか。
 どちらにもとれる表情です。
 印象的な青いターバンにきっちりと包まれた髪はどんな色をしているのでしょう。
 モデル、描かれた年代や背景などわからないことばかりだそうですが、それだけにいっそう想像力を掻き立てられます。

 会えて良かった!
(^O^☆♪)


遊びに来てくださって、ありがとう

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by h_with_the_wind | 2012-12-09 20:56 | 芸術 | Comments(4)

正倉院展2012

 正倉院展に行ってきました。

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神様のお使い・鹿もご推奨?


 今年の目玉は、瑠璃坏(るりのつき)です。
 コバルトブルーの杯、ぶ厚いガラスに原初的な野暮ったさを感じつつもその完璧な姿に見とれてしまいました。


 今年も奇跡に会えたことを感謝します。
(^O^☆♪)


遊びに来てくださって、ありがとう


思わず笑っちゃいました
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by h_with_the_wind | 2012-11-11 10:50 | 芸術 | Comments(4)

大エルミタージュ展 

 京都市美術館で開かれている「大エルミタージュ展」に行ってきました。
 兵庫ざいぢうさんのアドバイスに従って、朝一番に入館したので、ゆっくりと鑑賞することができました。ありがとう♪


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 16世紀から20世紀までの西欧絵画がロシアからやってきました。
 西欧絵画の変遷がわかります。
 キリスト教の宗教画から肖像画を含めた人物画、風俗画から田園風景や静物、やがて抽象画へと絵画の題材が広がっていったことを系統立てて見ることができました。

 でも、やっぱり物足りなさが残りました。
 写真は撮り放題、絵画と絵画の間にもお楽しみがいっぱいのエルミタージュ美術館。
 もう一度、行ってみたいものです。
(^O^☆♪)


遊びに来てくださって、ありがとう


例えば…
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by h_with_the_wind | 2012-11-06 20:12 | 芸術 | Comments(2)

黄金の鹿

 電車の中吊り広告で知ってから、絶対に行こう!と決めていました。
 『ウクライナの至宝』展。

 ウクライナがソ連邦から独立したのは1991年です。
 今年、日本とウクライナの国交樹立20周年の記念事業としてウクライナの貴重な作品が海を越えてやってきました。


 東ヨーロッパ平原の中心に位置するウクライナは、ソ連時代には厳しい北方の土地ばかりが広がる国土の中で穀倉地帯として重要な位置を占めていました。
 この豊かな穀倉地帯には、紀元前7世紀から紀元前4世紀に黒海に面した草原地帯にはスキタイの遊牧民が、内陸の森林地帯には農耕のスキタイ民族が暮らしていました。

 スキタイの遺物といえば、黄金の装飾品です。
 馬具や衣装は黄金の動物文様で飾られていました。

 動物文様は、生き生きと描かれています。
 グリフイン(鷲の翼と上半身とライオンの下半身を持つ想像上の動物・神話上では凶悪であると同時に神聖なものを守ったり、神を乗せたりする役割も果たした)、メドゥーサ(ギリシャ神話に登場する怪物)といった想像上の生き物。
 鹿、イルカ、蛇、猪、馬、鳥…。
 富と権力の象徴として太陽の光を浴びて輝いていたことが想像されます。

 パンフレットに使われた猪頭付き剣と鞘、弓と矢を入れるゴリュトス…精巧な彫金には目を瞠ります。
 唐草模様は、より洗練されながらシルクロードを経て日本にも伝わっています。
 遠い土地の遠い昔の品々を見ていて、気持ちが豊かになっていくのはなぜでしょう。
(^O^☆♪)


遊びに来てくださって、ありがとう


黄金の鹿型飾り板
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by h_with_the_wind | 2012-10-13 21:35 | 芸術 | Comments(2)

ヴェネツィア展

 盛夏。
 必要な外出さえ億劫でした ^^;

 勝手なもので暑さの勢いが落ちてくると、どこかへ行きたいなあ、という気持ちがむくむくと湧いてきました。
 このところ外出が続いています。


 京都で開催されていた『ヴェネツィア展』に行ってきました。
 街をテーマにした展覧会とはどんなものかという好奇心とシルクロードの到達点のひとつであるヴェネツィアに何か痕跡がないだろうか、と期待していました。


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 アドリア海の真珠といわれるヴェネツィアの街と歴史の概略を知りました。
 潟「ラグーナ」の上にたくさんの柱を打ち込んで築かれているのだそうです。
 そういえば、ロシアのピョートル大帝が沼地に造った街ペテルブルグは、ロシアのヴェネツィアと呼ばれていたのだと思い出しました。
 街の雰囲気って似ているのでしょうか。行ってみたいなあ。
^O^/


遊びに来てくださって、ありがとう


会場は、
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by h_with_the_wind | 2012-09-24 22:20 | 芸術 | Comments(7)

おんもへ出たいと…

「お外に遊びに行きたいなあ…」
「今日は、雨だからね…」
「新しい靴はいて行きたいなあ…」
「汚れちゃうよ…」
「雨、やまないかなあ…」

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「まだ雨が降っているね。雨がやんだら……ね」




「雨、あがったよ!」

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 もう桜の花びらが落ちている。
^O^/


遊びに来てくださって、ありがとう


ありがとう
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by h_with_the_wind | 2012-04-14 21:14 | 芸術 | Comments(4)

インセプション 

 寝苦しい日が続いたせいか、最近、よく夢を見ます。眠りが浅いのでしょうか。
 夢の中では、現実にあり得ないことも可能で、空を飛ぶことも雲の上の人と会話することもできます。誰にも何にも邪魔されず、自由でいられます。
 私だけの世界…。

 映画『インセプション』を見ました。
 『インセプション』は、人の夢(潜在意識)に入り込むことでアイデアを盗み取る企業スパイを主人公にしたSFアクション映画です。
 新しい依頼は、ライバル会社の解体を次期社長の潜在意識に植え付けること(インセプション)でした。

 夢を共有することで次期社長の潜在意識を操ろうとするのですが、映画の世界ではすでにスパイへの対抗策もとられていて阻止しようとする『敵』が現れます。
 映画が進行するに連れて、夢はもうひとつの夢へと飛躍し、現実と夢との境界さえわからなくなっていきます。

 私には、素晴らしいアイデアもなければ、大きな財閥を背負う未来もありません。
 だから、せめて夢くらい好きなように自由に見たいものです。誰も入って来ないでね。
(^_-)-☆

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by h_with_the_wind | 2010-09-12 23:59 | 芸術 | Comments(0)

ルノワール展

 大阪中の島にある国立国際美術館で2か月間開催されていたルノワール展、私にはまぼろしで終わってしまいました。

 いつでも行ける…、と思っていては逃してしまいますね。
 行った人から「すごく人が多かったよ」と聞いて、腰がひけてしまったのもあるけれど、毎日の瑣事に捉われているうちに行きそびれてしまいました。

 今度これだ、と思った時には、誰かと約束したいと思います。
 そうしたらきっと最優先事項に入れて絶対に逃さないことでしょう。
 でも、一緒に行ってくれる人、いるかなあ。不義理ばかりしているから…。
(T_T)

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by h_with_the_wind | 2010-06-28 23:59 | 芸術 | Comments(0)