今日はどんな風が吹くのだろう。 日々の思いを書き留める雑文帳。

by 風懐

カテゴリ:芸術( 81 )

美女三人

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左から  女帝マリア・テレジア  マルガリータ・テレサ  オーストリア皇妃エリザベート
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by h_with_the_wind | 2010-02-20 23:59 | 芸術 | Comments(0)

ヨハネ

 あまりにも可愛らしくて聡明な少年に魅了されました。

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バルトロメ・エステバン・ムリーリョと工房  ≪幼い洗礼者聖ヨハネ≫

1650-55 油彩 カンヴァス 154×108㎝
来歴 1733年 ウィーン 帝室コレクション所蔵の記録あり
ウィーン美術史美術館


「THEハプスブルグ」絵葉書

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by h_with_the_wind | 2010-02-19 23:59 | 芸術 | Comments(0)

ショウタイム

 偶然、映画「ショウタイム」を見ました。

 ロバート・デ・ニーロ、エディ・マーフィという2大スター初共演のアクション・コメディ。全くタイプの異なる刑事と巡査が、警察のイメージアップのため、捜査中継番組の主役として無理やりコンビを組まされたことから巻き起こる騒動をパワフルに描く。監督は「シャンハイ・ヌーン」のトム・デイ。
 ロス市警の堅物ベテラン刑事ミッチは、その日もおとり捜査官として麻薬密売人に接触していた。その現場を偶然目撃した俳優志望の単なるパトロール警官トレイが、アピールのチャンスとばかりしゃしゃり出て来て、おまけにTVの取材班まで呼んでしまった。ミッチはつきまとう取材班に腹を立て、銃を乱射してテレビカメラを壊してしまう。TVプロデューサーは視聴者の注目を集めたミッチを訴えない代わりに、捜査密着番組に出演するよう迫った。警察上層部はイメージ戦略のためミッチに出演命令を下す。そして相棒に抜擢されたのは目立ちたがり屋のトレイだった。(allcinema ONLINEより)


 渋い俳優ロバート・デ・ニーロとビバリーヒルズコップ以来変わらないエディ・マーフィの軽さが絶妙です。
 俳優志望のトレイに演技指導を受けるミッチの苦虫を嚙み潰したような表情が、弱みを握られている堅物刑事の実直さを表しているようで笑ってしまいました。知りたがりのマスコミに対する皮肉が面白くて、つられるようにみてしまいました。
 肩の凝ることストレスの多い日々に、束の間現実離れして笑いの世界に浸ってしまいました。
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by h_with_the_wind | 2009-11-24 23:59 | 芸術 | Comments(0)

私の中のあなた

 見たい映画の当てがあったわけではなく、ちょっと頭の中をからっぽにしたくなって映画館へ行きました。
 「私の中のあなた」、聞いたことある!

 サラとブライアンの夫婦は、長男ジェシーと、長女ケイトとの4人家族で暮らしていた。しかし、そんな家族の生活は、ある日、一変してしまう。2歳の娘のケイトが白血病に侵されていることがわかったのだ。両親に残された希望はただひとつ。ケイトの生命を救う。ドナーにぴったりの新たな子供を遺伝子操作でもうけること。そうやって、次女アナは『創られて』生まれてきた。(公式HPより)

 生後すぐに臍帯血を提供したことから始まり、ケイトの症状が悪化するたびにアナも手術台にあがります。
 姉の命を救うために産まれてきたアナは、姉のことが大好きなそして聡明な少女に成長していきます。
 アナが11歳になった時、病状が悪化したケイトに腎臓を提供することを強いられます。母親のサラは、当然腎移植を行うものと決めていましたが、アナは、弁護士を雇って母親を提訴します。
 アナが成長して自意識が強くなってきたからなのでしょうか。

 映画を見ながら、アナがこの世に産まれてきた意味、そのアイデンティティー、生きることって何だろうと自問しながらも、どんどん身体が弱っていくケイトの姿は正視していられなくなります。

 医学の発達に伴って、人はそれまで死病と恐れられた病を克服してきました。これまでお腹を切るというリスクが生じた手術も切らずに治せるようになりました。それはどこまで『自然なこと』なのかと思う一方で、家族や友達の身に迫った時には、最大限できうる限りのことをして欲しいとも思います。

 頭の中をからっぽにしたかったはずなのに、別のことでいっぱいになって映画館から出てきました。
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by h_with_the_wind | 2009-10-19 23:59 | 芸術 | Comments(4)

ノクターン

 ショパンのノクターンに乗せて平原綾香さんの綺麗な歌声が流れると、気持ちが乱れます。北国の光溢れる夏の映像が美しければ美しいほど、影の暗さに胸が詰まります。
 『風のガーデン』を見ています。エンディングに流れる音楽が、ショパンの曲に平原綾香さんが作詞した『カンパニュラの恋』です。

 『風のガーデン』は、倉本聰さん渾身の作品です。
 出演者の緒形拳さんは主演の中井貴一さんに
「『風のガーデン』は、君の代表作になるだろう…」と、言われたそうです。そう言った緒形拳さんの遺作となってしまいました。

 二年がかりで造成されたというブリティッシュガーデンには、三途の川の向こう側に見える花園という意味合いが込められているといいます。倉本聰さんは、どうやってそこに行き着くのか、どう最後の時を迎えるのかを描きたかったとコメントされています。

 私自身のこともあるけれど、私にはその前に送らなければならない人がいます。
 『カンパニュラの恋』が流れる瞬間に、日頃は自然と避けている問題を現実のものへと引き戻されて気持ちが乱れるのかもしれません。いつと残りの時間を告げられて覚悟をしたとしても、その時はきっとやっぱり『突然』なのだろうな、と思います。
 ショパンのノクターンを聴くとこのドラマを思い出すことになりそうです。
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by h_with_the_wind | 2008-11-27 23:59 | 芸術 | Comments(4)

カラマーゾフの兄弟が…

「お母さん、こんなんあるよ!」
 帰宅するなり長女が私に1枚のチラシを手渡してくれました。
 えーーーっ!

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 宝塚雪組公演『ミュージカル カラマーゾフの兄弟』。原作は、ドストエフスキーです。
 あのカラマーゾフの兄弟です。他の同姓の兄弟かと思いました(嘘です)。

 日本語の翻訳としては最新版、亀山郁夫さんの「カラマーゾフの兄弟1〜5(光文社古典新訳文庫)」を参照したと書かれています。
 全編を舞台化するのは不可能に思えます。一体どんなミュージカルになるのか、ふつふつと好奇心が湧いてきました。そんな私を見透かしたように、
 「行ってきいや」と、長女は薦めてくれました。
 が…。大阪公演は年末の一番慌ただしい時期です。どうもご縁がなさそうです。
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by h_with_the_wind | 2008-10-18 23:59 | 芸術 | Comments(4)

あんどーなつ

 7月に始まったTBS系列のドラマ、「あんどーなつ」を見ています。
 といっても平日の夜8時はまだ家事戦争の真っただ中ですから、録画しておいて後から見ています。

 舞台は東京の浅草。
 春風亭小朝さんのテンポのいいナレーションに昔から変わらぬ東京とはこんな風情なのかと想像しています。
 和菓子職人になるために修行している「あんどーなつ」こと安藤奈津は、NHK朝ドラ「ちりとてちん」で好演した貫地谷しほりさんです。その師匠に國村隼さん、舞台となる和菓子屋の女将さんが風吹ジュンさん、和菓子職人の先輩に尾身としのりさんと、決して派手な印象はないけれど、しっかりした脇役の方に支えられています。

 貫地谷しほりさんは、ドラマを見るたびに違う印象を受けます。
 風林火山では自由奔放な野性的魅力をもつ村娘ミツ、ちりとてちんではドジであかんたれだけど頑張り屋の和田喜代美、今回のあんどーなつでは現代的なでもきちんとした躾を受けて成長したことが滲み出ている安藤奈津。
 これからどんな女優さんになっていかれるのか、楽しみです。

 若い子が大人たちに揉まれて成長していく姿を見られるドラマには、久しぶりに出会えました。原作のマンガが丁寧に描かれているのか、脚本がいいのか幅広い年代の人が安心して見られること請け合いです。

 それに…毎回登場する和菓子も魅力的です。
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by h_with_the_wind | 2008-07-30 23:59 | 芸術 | Comments(2)

かもめ

 夕方、道路脇の温度計が37℃を表示していました (どうして道路脇で温度を表示するのかもうひとつ意味がわかりませんが…)。大阪は、発熱状態です。

☆……☆……☆……☆……☆


 A.チェーホフ原作の「かもめ」の舞台を観てきました。
 「かもめ」も観たかったし、藤原竜也さんにも興味がありました。テレビで見る藤原竜也さんは、笑顔がとても素敵で目に力のある好青年だな、と思っていました。NHK大河ドラマ「新撰組」の沖田総司の印象が強く残っています。
 藤原竜也さんが「かもめ」のトレープレフをどんな風に演じられるのかとても興味がありました。

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 出演者は、トリゴーリンに鹿賀丈史さん、アルカジーナに麻実れいさん、ニーナが美波さんです。

 事前に神西清さんの訳された新潮文庫で「かもめ」を再読して出掛けました。
 ところが、舞台では「セレブ」なんて単語が飛び出したりして、全体に言葉遣いが今風でした。パンフレットによると、翻訳は東京大学の沼野充義教授だそうです。光文社の古典新訳文庫同様、新訳の登場ですね。
 新訳は観劇者にとって馴染みやすくて、笑いのツボもはっきりわかります。
 だけど、今度はこの物語の時代背景や舞台設定との間にわずかばかりのギャップを感じてしまいました。

 藤原竜也さんのトレープレフは、勢いがあってひとりよがりで、ひと言でいえば「若い」ということに尽きるのかもしれません。テレビとはまたひと味違った魅力を感じました。
 20年後、今度はトリゴーリンを演じられるところを観てみたいと思います。
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by h_with_the_wind | 2008-07-26 23:59 | 芸術 | Comments(0)
 市川崑監督の映画「東京オリンピック」を見ました。
 当時、この映画をめぐって、オリンピック担当大臣が「記録性に欠ける」と批判したことから「記録か芸術か」という論争が起きたそうです。

 真剣に見るつもりではなかったのですが、ついつい引き込まれてしまいました。東京オリンピックから44年を経てこの映画を観た私にとって、充分に記録であり芸術でもありました。

 ユニホームやシューズに頼らず、人間の本来の身体能力を競い合う東京オリンピックは、見方によっては「野暮ったく」「鈍臭く」時には、どうしてあの体型でオリンピックに出場できたのだろう、と思うくらいにフツーのおじさんやおばさんが登場します。

 流れるような体操選手の美しさ。砲丸投げや重量挙げの重厚さ。
 ひとつひとつの競技が、時には画像のアップで時には音を入れることでまたスローモーションで迫力いっぱいに映し出されます。
 女子バレーの決勝戦では、日本の勝利しか画面で見たことがありませんでしたが、ソ連選手の意気消沈した表情が印象で気でした。勝者のみならず敗者にもスポットをあてた画面は、意外でした。

 当時の日本には、スポーツにも武士道の精神が流れていたようで、勝っても相手への配慮から必要以上のパフォーマンスをしません。アメリカ人の陽気さ、まだ建国されたばかりの国から選手としてひとりでやってきた青年。
 素朴に人間の匂いが漂う映画に魅了されていました。
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by h_with_the_wind | 2008-07-21 23:59 | 芸術 | Comments(0)

インディー・ジョーンズ

 映画「インディー・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」を観てきました。
 インディー・ジョーンズのテーマ曲を聞いたら元気になります♪

 「クリスタル・スカルの王国」は、1957年ネバダ州から始まります。
 前三部作の最後、「最後の聖戦」は1989年の夏に公開されています。長女が産まれた年ですから、もう19年前になります。これら前三部作は、1930年代後半が舞台になっていました。
 つまり映画の中でも現実と同じだけの年月が流れています。ハリソン・フォードが引き続きジョーンズ博士を演じる以上当然のことですが……。

 スター・ウォーズから始まり、インディー・ジョーンズ、逃亡者と若者のハリソン・フォードから徐々に渋みが増していく姿を見ていたので、「クリスタル・スカルの王国」でアクションを演じる姿は痛々しくさえ感じました。
 ジョーンズ博士が…、オジ(イ)サンになっている…。
 この20年の間に、繰り返しテレビで放映されたインディー・ジョーンズは、当然昔のままで、目の前に映るハリソン・フォードの姿にしばし絶句してしまいました。
 それはそのまま自分にはね返ってくる訳で…。私も違う……。そのことに再び絶句!

 ストーリーについては、これからご覧になる方もいるかと思いますので触れませんが、主人公のアクションをカバーするくらいのジョークと微細なこだわりの数々が、やっぱり笑いと元気を私にくれました。
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by h_with_the_wind | 2008-07-03 23:59 | 芸術 | Comments(0)