カテゴリ:社会科( 201 )

 昨夜、サンクト・ペテルブルグの地下鉄で爆発テロの速報が入りました。
 工科大学駅とセンナヤ広場駅の間だったといいます。

 主義主張を暴力で表現し、たまたまそこに居合わせた人を傷つけ、命を奪ったことへ激しい憤りを感じます。

 センナヤ広場にはいつもたくさんの人が行き交っています。


d0087062_19190022.jpg


センナヤ広場(過去記事)
[PR]
by H_with_the_wind | 2017-04-04 23:59 | 社会科 | Comments(0)

ポケストップ?

 あまり行くことのないスーパーで買い物をしていたら、店内アナウンスがありました。
 歩きスマホをしないように、という客への注意喚起です。

 歩きスマホをしないでください。
 特に位置情報サービスを利用したゲームは危険です。
 ゲームをしている人だけでなく周囲の人に迷惑をかけ、事故につながります。

 要約するとこの3点ですが、店内アナウンスは長々と続きました。
 
 「位置情報サービスを利用したゲーム」って、ポケモンgoのことでしょうか。
 このスーパーの親会社がポケモンgoのスポンサーになって、全国の店舗がポケストップかポケモンジムになったとニュースで聞いたように思います。
 だから「位置情報サービスを利用したゲーム」なんていうのでしょうか。
 なんだかなあ、と感じるアナウンスでした。
^O^/
遊びに来てくださって、ありがとう

[PR]
by H_with_the_wind | 2017-03-08 23:59 | 社会科 | Comments(0)

ドラマ東京裁判

 NHKスペシャル「ドラマ東京裁判」。
 ちょっと見てみようと思っただけなのに、ぐいぐいと引き込まれてしまいました。


 教科書だと、
極東国際軍事裁判  平和と人道に対する罪を犯したとして、戦前・戦中の日本の指導者が多数逮捕され(A級戦争犯罪人)、うち28人がアメリカなど11カ国の代表からなる極東国際軍事裁判でさばかれた。(もういちど読む山川日本史 山川出版社)
 とした上で、裁判の期間と判決、裁判の目的と裁判に対する批判、特記事項(インドのパール判事が被告全員を無罪としたこと、天皇を起訴するかどうかについて)を400字程度でまとめています。

 一年間で日本史を学ぼうとすると、どの時代、どの出来事を取り上げるにしても背景や詳細が省略されてしまうのは仕方のないことです。
 文献を読むほどの知的作業は苦手でも、ドラマや小説で補っていくことは、私にとっては興味の尽きないところです。


 NHKは、70年前「東京裁判」で判事を努めた11人の公私両面にわたる文書や手記、証言を8年にわたって取材、ドラマを制作しました。
 裁く側の視点から「東京裁判」を見るのは、初めてでした。
 インドのパール判事が被告は全員無罪であると主張した根拠や「ニュルンベルク裁判」を踏襲しようという発言の背景は、私には新しい発見でした。
 当時の判事たちそれぞれのお国事情やひとりの人間としての葛藤や性格が伺えました。

^O^/
遊びに来てくださって、ありがとう


[PR]
by H_with_the_wind | 2016-12-15 23:59 | 社会科 | Comments(2)

国際女性デー 

 遠い昔の3月8日、私はソ連を旅行していました。
 そこで日本では馴染みのなかった「国際女性デー」を知りました。「国際婦人デー」と教えてもらったように思います。

 男女平等が行き届いた社会主義の国では、女性を大切にするのだなあ、と単純に思っていました。


 今日、Googleのトップロゴで「国際女性デー」の歴史を知りました。
 ロシアでは、ペテルブルグの女性たちが「パンを寄越せ!」と立ち上がった日。2月革命の端緒となった当時のソ連にとって意味の深い日でした。
^O^/

遊びに来てくださって、ありがとう

[PR]
by H_with_the_wind | 2016-03-08 21:42 | 社会科 | Comments(0)

高野山

 高野山が中国で注目され始めているそうです(ローカルニュースの特集を後半部分だけ見たので、中途半端な情報ですが)。
 ニュースでは、中国に高野山を紹介したいというグループの取材風景が紹介されていました。

 訪日中国人といえば、春節の「爆買い」を連想してしまいます。
 だけど、日本の技術や文化を知りたいという人たちもたくさんいます。中国人留学生たちは、真摯に学び、専攻の学問だけでなく日本語の習得にも積極的です。


 中国では、1200年の間に何度も王朝や政権が変わりました。
 現在では、宗教の自由が認められているとはいうものの、文化大革命で宗教が否定され宗教施設が破壊されました。

 彼らにとって、高野山は新鮮に映るのでしょうか。
 唐からやってきた仏教が、1200年の時を経て唐の末裔たちに注目されることを愉快だと思います。

 神戸国際大学 毛丹青教授は、
 『中国では拝金主義がまかり通り、宗教も例外ではない。
 1200年前の姿が「密封」されている高野山をみて懐かしく感じたり「本当はこうだったのかと思ったりしている」のではないか』と分析されていました。
^O^/

遊びに来てくださって、ありがとう

[PR]
by H_with_the_wind | 2016-02-24 19:17 | 社会科 | Comments(0)

北天の雄

 坂上田村麻呂が開基した京都の清水寺には、蝦夷の首領阿弖流為(アテルイ)と母礼(モレ)に敬意を込めて「北天の雄」とした顕彰碑が建てられています。

 清水寺は、幼い頃から両親に連れられて行ったお寺で、おそらく私が京都で最も頻繁に訪れているところです。
 なのにこうした顕彰碑が建てられていることは、全く知りませんでした。

d0087062_16432764.jpg





d0087062_16434769.jpg



 阿弖流為と坂上田村麻呂については、「歌舞伎 阿弖流為」で友情物語として上演されました。
^O^/

遊びに来てくださって、ありがとう


傍らには…
[PR]
by H_with_the_wind | 2015-11-06 16:48 | 社会科 | Comments(0)

明治という時代 

 降る雪や 明治は 遠くなりにけり

 「国鉄色の特急」が姿を消すと知って思い出した中村草田男の俳句。
 連鎖反応で明治という時代についていろんなことを思いました。

 昨年、「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界遺産として登録されたのに続き、今年は「明治日本の産業革命遺産 製鉄、製鋼、造船、石炭産業」が登録されました。再び明治時代の日本の産業振興が注目されています。


 幕末と同様、明治時代を題材にした小説やテレビドラマは数多くあります。
 幕末の動乱にも維新の改革にも、何よりそこに登場する人たちには惹きつけられる躍動感があります。
 ただ私たちが知り得ることの多くは、あるいは学校で学ぶことの多くは、政治や経済が中心で、そこから庶民の生活は見えてきません。
 NHK大河ドラマ「花燃ゆ」と朝ドラ「朝がきた」では、幕末から明治に移りゆく混乱した時代が、生活に根ざした視点から描かれていて興味深く観ています。


 今、大阪が舞台の「朝がきた」で、主人公のあさちゃんは、「燃える石」にご執心です。
 「陸蒸気」が走るから「燃える石」が必要。
 「陸蒸気」も「燃える石」もまだ庶民は見たこともありません。
 だから炭鉱の山を「買わない」のか、だから「買う」のか…。
 私だったら…どうするかな!?

 そして、「朝がきた」を見ていて思い出すのは、大阪商工会議所の五代友厚の銅像です。
 大人の会話によく登場した名前。子供の頃から知っている銅像の人。
 サイドストーリーですが、どれだけ大阪の街に貢献してくださったのかということをじっくり拝見したいと思っています。
^O^/

遊びに来てくださって、ありがとう

[PR]
by H_with_the_wind | 2015-11-02 21:44 | 社会科 | Comments(2)

引退

 最後の「国鉄色の特急」が今日、引退です。

d0087062_923418.jpg


 子供の頃から当たり前にあったものが次々と姿を消していきます。
 時にはマスコミで大きく取り上げられて惜しまれながら、時には気づかないうちにひっそりと。

   降る雪や 明治は 遠くなりにけり

 昭和6年(1931年)、大学生だった中村草田男の俳句です。
 新しい時代だった昭和もすっかり遠くなってしまいました。
^O^/

遊びに来てくださって、ありがとう

[PR]
by H_with_the_wind | 2015-10-30 09:26 | 社会科 | Comments(0)

廃仏毀釈 

 鹿の角きりを見に行った折、春日大社が1871年(明治4年)春日神社に改称した後、1946年(昭和21年)12月に現在の春日大社に改称したと知りました。
 二度の改称が、日本が大きく変わった「明治維新」と「敗戦直後」に一致することに気づいて、昨年の初夏に唐招提寺で聞いた単語「廃仏毀釈」をもう一度思い出すことになりました。


 明治政府は「王政復古」「祭政一致」を実現するために神道を国家統合の基幹にしようと「神仏判然令」を発しました。
 寺院の領地を国が接収し、伽藍や食堂が破壊され、僧侶の中には神官になる者や寺院の土地や宝物を売って逃げる者も現れたそうですから、いかに混乱したかが想像できます。

 興福寺も例外ではなく、五重塔は格安で売りに出されました(値段には諸説あるようです)。当然、神仏習合によって興福寺と一体化していた春日大社も名称の変更だけでなく大きな影響を受けました。

d0087062_13263968.jpg


金属類は再利用、木造部分は薪にされようとしていた五重塔



 また春日大社と道路を挟んでお向かいにある東大寺では、手(た)向山(むけやま)八幡宮が「神仏判然令」に従って東大寺から独立しました。

 宇多上皇にお供した菅原道真が手向山の紅葉を詠んだ有名な歌があります。
   このたびは 幣もとりあへず 手向山
         もみぢのにしき 神のまにまに

               菅家  古今集 巻9

 この由緒ある手向山八幡宮は、東大寺と大仏を建立する際に、宇佐八幡宮から東大寺の守護神として勧請されたといいます。
 外来宗教である仏教を受け入れるために、守護神を勧請したということを、おおらかさと受け止めていいのか、可笑しみを感じていいのか、戸惑ってしまいます。
 ただその土壌に日本古来の八百万の神という思想があり、今も無意識のうちに私たちの根底に受け継がれていることを感じます。


 いつか実物を見たいと願っていたバーミヤンの大仏像。
 ある日突然、我が家の小さなテレビ画面に爆破されていくシーンが映し出されて言葉を失いました。忘れられない強烈な場面ですが、明治時代には同じような光景が日本中で見られたのですね。
 廃仏毀釈から神仏判然令、神仏習合と日本史を遡りながらキーワードが数珠繋ぎになって出てくるちょっと面白い旅をした気分です。
(参考 Wikipedia「神仏分離」「廃仏毀釈」「興福寺」「春日大社」「神仏習合」)


^O^/

遊びに来てくださって、ありがとう

[PR]
by H_with_the_wind | 2015-10-23 13:29 | 社会科 | Comments(0)

唐招提寺

 蛇消えて 唐招提寺裏 秋暗し
              秋元 不死男


 理由はわからないけれど、心に残っている字句や言葉があります。
 高校の国語の教科書に載っていた「蛇消えて 唐招提寺裏 秋暗し」という俳句がそのひとつです。

 秋元不死男は、この句について、
唐招提寺の裏は松の下闇になっていてほの暗く、また蛇が多いので有名である。寺を出て寺の裏道を通ったとき、そこの石橋の上を蛇が横切って消えたのをみた。(中略)わたしはこれをみて勃然と唐招提寺に執着した。「蛇」も「秋暗し」も、「唐招提寺裏」だったので感動したのであった。千古の美しさを保って、ひっそりとしずまりかえっている伽藍や仏像をみたわたしの目に、突として一匹の蛇があらわれ、かき消すように消えた。一瞬わたしはひえびえとした、ほの暗い秋の古寺が蛇によって発見されたという感動であった。
 と、書いています。(俳句入門 角川学芸出版1971年)

 季節は異なるけれど、行ってみようと思い立ったのは、去年の初夏のことでした。


d0087062_2152283.jpg



d0087062_2155178.jpg



 唐招提寺の伽藍は静謐で、掃き清められた敷地の中にいくつもの美しい建物があります。南大門を入った時から、私の時間がゆったりとした流れに変わりました。

 ゆっくりと伽藍と仏像を拝見して、再び南大門に向かっていたとき、
「いかがでしたか」と、(おそらく唐招提寺縁の方でしょう)声を掛けられました。
 美しい伽藍と仏像の数々を拝見したことにお礼をいいつつ、伽藍があまりにも広くて驚いたこともお話しました。

 「唐招提寺はもっと広大だったのですが、明治時代の廃仏毀釈で随分土地を失いました」と、その方はおっしゃいました。

 私の記憶の開かずの引き出しに仕舞われていた「廃仏毀釈」という単語が、その時からこれまでの私になかった視点を与えてくれました。
^O^/

遊びに来てくださって、ありがとう

[PR]
by H_with_the_wind | 2015-10-18 21:08 | 社会科 | Comments(0)