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ペットボトル 2

 ペットボトルは、ここ10年くらいの間で日常生活に浸透しました。清潔で手軽、飲みやすくて便利です。

 10年ほど前に大流行した衣料フリースは、ペットボトルを再利用したものです。暖かくて軽いフリースの衣料は、ペットボトルが決して使い捨てではないのだ、と印象づけました。
 とはいえ、そのフリースも一生ものの衣料ではありません。いつか処分する日がきます。じゃあ、その先は…?
 ペットボトルからフリースへのリサイクルは、未来永劫続けられるものではありません。

 フリースの流行が一段落した頃、リサイクル法が施行されました。
 ペットボトルが再びペットボトルとして店頭に並ぶのですから、これはリサイクルのマークが示す通りにくるくると循環していくことでしょう。

 ところが、やがてペットボトル飲料は、氾濫し始めました。リサイクル以上のペットボトルが加速度的に増えているのは明らかでした。
 私は、ペットボトルを巡る世の中の動きに釈然としないまま、ペットボトルを利用しては、リサイクルに出していました。キャップをはずして、ラベルを取って、つぶして…。環境問題がクローズアップされる昨今のこと、私には見えないけれど、きっと世の中良くなっていっているのだろう、と思いつつ…。

 なのに…。「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」(武田邦彦著 洋泉社)を読んで愕然としました。
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by h_with_the_wind | 2007-09-30 23:59 | 社会科 | Comments(2)

ペットボトル 1

 ペットボトルに入った飲料は、手軽で飲みやすくて便利です。
 自動販売機で売られている飲み物のペットボトルと缶の割合は、年々、ペットボトルの方が高くなっているような気がします。
 通路に沿って一面がペットボトル売り場になっているスーパーも珍しくありません。それとは別に冷蔵コーナーにも置いてあるのですから、日常生活に浸透していることは明らかです。

 小学生くらいの子供と出掛ける時にペットボトルの飲料は欠かせません。すぐに水分を欲しがるし、一回に飲む量はたかが知れています。それぞれが好きな飲み物を用意できることも利点でしょう。
 あるお年寄りは、茶殻がでることを思えば普段の生活にも便利だといいます。その一方でお年寄りの集まりでペットボトルを出されても、手先に力が入らず誰かに開けてもらわないと自分では開けられない、という方もいます。
 最近では、会議や学会でも人数分のペットボトルが用意されています。
 ペットボトルに入った水やお茶は、災害時には何よりも活躍します。

 当初、ペットボトルに対して、もったいない、という意識がありました。特別のものでした。
 それがここ10年くらいの間で爆発的に浸透していくうちに、普通に手にするようになりました。
 ペットボトルがリサイクルされることで、もったいない、という意識が緩和されたのかもしれません。常に目にすることで慣れてしまったこともあるでしょう。
 だけど、ちょっと刺を感じています。
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by h_with_the_wind | 2007-09-29 23:59 | 社会科 | Comments(2)

ミャンマー

 お弁当を作って、ほっとひと息。朝ご飯を食べる娘たちと一緒にテレビを見ていたら、テレビからミャンマーで日本人ジャーナリストが撃たれた映像が流れました。至近距離から銃で撃たれ、倒れる姿が映っていました。
 人が亡くなる姿を私たちは見たのです。それは、「9・11」テロで飛行機がビルに突っ込むのを見た時と同じくらいの衝撃でした。

 新聞によると、「誰かが情報を日本人に伝えないといけないから…」と言って現地に行かれたそうです。長井健司さん。この名前をイラクで戦争が始まった頃にも聞いた、と思い出しました。
 自ら戦場に赴き、命を賭けて真実を伝えようするのは、決まってフリーのジャーナリストです。そのことは、「テレビニュースは終わらない」(金平茂紀著 集英社新書)にも書かれていました。

 現地では、流れ弾にあたった、と報道されたようですが、歴然とした映像が残っています。ネットを通じてこの映像は世界中に流れたそうです。
 ミャンマーの政情が、今後変わっていきそうです。

 末尾ながら、長井健司さんのご冥福をお祈り申し上げます。
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by h_with_the_wind | 2007-09-28 23:59 | 社会科 | Comments(0)

暴走老人 2

 「暴走老人」(藤原智美著 文芸春秋社)を読みました。
 果たして、暴走するお年寄りに同情すべき点はあるのでしょうか。それはこの国だけの特徴なのでしょうか。

 私の両親の立場になってみると、お年寄りには住みにくい社会になってきていることを感じます。年々、日常生活を送る上での約束事が多くなってきています。
 環境のため、合理化のためという名目のもと、「正しいこと」は否応なく生活のあり方に変更を求めます。長年の習慣を変更することは、年齢があがるにつれて難しいことです。

 ごみは、決められた日に分別して出さなければなりません。少しだからといって庭先で燃やすことは許されません。すでに多くの自治体が、透明の袋に入れることを義務づけています。生ごみにペットボトルが混ざっていると、分別できていないと見なされて、そのまま放置されます。
 銀行に行くと、窓口よりもATMを薦められます。ATMの操作は指示通りにパネルタッチするだけですが、お年寄りは目が見えにくくなってきているだけでなく、一瞬で判断を求められると億劫になるようです。
 ペットボトルも缶詰のプルトップも、指先に力を入れなければ開きません。これが意外とお年寄りには扱いにくいものです。

 年金も将来のこともすべて「自己責任」です。自宅介護が基本だと言われ、施設に入りたいと申し込んでもすぐに対応してくれるわけではありません。

 …新老人の暴走も、変化を無意識に感じとり苛立っているがゆえの防御なのかもしれない。彼らは「鈍感」なのではなく「敏感」なのであり、彼らの叫びと暴力はひとつの警笛なのだ、と私には思えてならない。(本文より)

 お年寄りが「ご隠居さん」と呼ばれて地域のご意見番だった頃と比較するとなんと住みにくい世の中となったことでしょう。

 でも、だからといって暴走が許されるものではありません。彼らの悲鳴を受け止めるには、私はまだまだ度量が狭いということでしょう。
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by h_with_the_wind | 2007-09-27 23:59 | 本の話 | Comments(0)

暴走老人 1

 「テレビニュースは終わらない」「暴走老人」「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」「環境問題はなぜウソがまかり通るのか2」の4冊の本を続けて読みました。
 マスコミ・お年寄り・環境とテーマは、バラバラですが、社会に対する漠然とした私の不安や不満を明らかにするための一助となってくれそうです。少しずつ解き明かしてみたいと思います。

 暴走老人、強烈なタイトルです。

 「新」老人は、若者よりもキレやすい。現代社会に大量に生み出される孤独な老人たち <暴走>の底に隠されているものとは?
 急増する困った老人たちー ※病院での待ち時間に耐えられず、タダをこねて床に転がる※店のサービスカウンターで、いつまでも怒鳴り散らしている※口のきき方が悪いと女医さんに殴りかかる※コンビニで立ち読みを注意されてチェーンソーを振り回す※犬にチェーンで亀をつなぎ、「ヨドバシガメ」と名付けて虐待… 老人たちの抱えた、かつてない生きづらさを浮き彫りにする(「暴走老人」帯より 藤原智美著 文芸春秋社)


 この本を手に取ったのは、私も似たような人を見かけたことがあるからです。
 お勤めはすでにリタイアされたようだけど、まだまだお元気で老人と呼ぶにはためらわれるくらいの男性が、一方的に激怒して止まらなくなっていました。見ている方が恥ずかしくなるくらいなのですが、ご本人には自覚がないようです。
 マイペースのお年寄りには、車を運転していても遭遇します。夫がドライバーの時には、助手席から注意を促します。

 どうも私だけが経験していることではなさそうです。なぜそうなるのか、私には理解不可能です。
 尤も、どんなにバックグラウンドを知ったとしても、社会の一員として生活して行く上で許されることではない、歩み寄ってほしい、と思うのですが。
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by h_with_the_wind | 2007-09-26 23:59 | 本の話 | Comments(2)

お月見

 日が落ちると急に秋の虫たちが元気に鳴き始めました。
 窓からは、ひんやりと爽やかな風が入って来ます。
 空を見上げれば遥か彼方に煌々たる月が輝いています。

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 奮発して「とらや」のお月見のお菓子を買いました。うさぎが愛らしいお菓子です。「月下の宴」という名前も素敵です。白小倉餡が入ったこってりした甘さが疲れを癒してくれました。

 栗蒸し羊羹も出ています。これも食べたいけれど、今日はお月見、ぐっと我慢しました。
 さて、涼しくなったところで、食欲の秋に突入です。

 *写真を撮ったけれど、白いお菓子なので上手く写りませんでした。とらやさんのHPから借用しました。勝手にごめんなさい。
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by h_with_the_wind | 2007-09-25 23:59 | 季節の中で | Comments(0)

お彼岸

 家族でお墓参りに行きました。
 お墓参りをした後は、さわやかな気分になります。いつもなら真っ直ぐに帰るところを、高揚した気持ちが押さえられず散策しました。
 娘たちも歩くのは大好きです。不平も言わずについてきます。
 いつもと違う風景、空気…。彼岸花が咲いていました。
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 それにしても暑い…、と思ったのが運の尽き、この後、通り雨にやられてしまいました。
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by h_with_the_wind | 2007-09-24 23:59 | 季節の中で | Comments(2)

父と娘

 ひょんなことから夫と長女が、ニンテンドーDSでマリオの通信ゲームを始めました。

 長女は、全力で夫にぶつかっていき、操作にまごついている夫を完膚なきまでにやっつけます。夫が不平を漏らすと、
「だってお父さん、上手やし…」と、笑っています。

 夫にとって携帯ゲームは初めてで、DSは「英語漬け」のソフト以外したことがありません。
 ただ、次女が産まれて私がまだあまり長女の相手ができなかった頃には、ニンテンドーのスーパーファミコンで長女と一緒にマリオのゲームをしていました。
 長女は、夫の操作でマリオが空を飛びながらコインを集める姿を、目を輝かせて見ていました。自分もやってみるのだけど、ちっともうまくいきません。この時に「お父さんは、すごい」と、いうことが刷り込まれてしまったようです。

 父親との楽しい思い出は、共通体験のひとつとして娘の記憶に刻まれて、今も娘の中にあるのだと確認できました。
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by h_with_the_wind | 2007-09-23 23:59 | 家族 | Comments(0)

異常気象?

 お彼岸に入ったというのに、大阪は猛暑が続いています。熱帯夜に酷暑日、もう聞き飽きてしまいました。真夏日は、40数日続いているそうです。

 異常気象だとか地球温暖化という言葉を、この夏何度耳にしたことでしょう。連日、確かに暑くて外に出るのも億劫で、夜になっても気温が下がらず、寝てもすぐに目が覚める、そんな夏でした。

 だけど、本当に特別に暑い日がだらだらと続いているのでしょうか。
 今年の夏のことを思い返してみると、太平洋高気圧の勢いが足りずに、7月に季節外れの台風が日本列島を通っていきました。そう、お盆までは拍子抜けするほどにしのぎやすい日が続いていました。
 夏前にでた3ヶ月予報では、暑い夏が予想されていたのに、夏に入って一転、冷夏に予想が変更されました。それがまた、いつの間にか暑い夏に修正されていました。
 お盆を境に、急に暑さが増しました。その勢いは衰えることなく、今に至っています。9月に入ってからの暑さは例年にないことかもしれません。
 ですが、季節が例えば2週間から1ヶ月ずれた、と考えることはできないのでしょうか。今年の夏も振り返ってみれば、平年並みの気温、という結果に終わるような気がします。

 今、巷の雰囲気で地球はどんどん温暖化しているように喧伝されていますが、何でもかんでも温暖化に結びつけるのは、冷静さに欠けているように思えます。もう少し冷静に見守ってもいいのではないでしょうか。
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by h_with_the_wind | 2007-09-22 23:59 | 季節の中で | Comments(0)

落とし物

 銀行の前で落とし物を見つけてしまいました。
 見つけたくなかった…、他人のキャッシュカードですもの。見過ごすこともできたけれど、やっぱり無視できませんでした。

 銀行の案内係に、手渡して済ませようと思ったのですが、
「お礼があるかもしれないから…」と、名前、住所、電話番号まで書けと言われました。さり気なく防犯ビデオのあるところへ誘導されているような気配を感じました。正直言ってあまり気持ちのいいものではありません。
 お礼なんて期待していないし、無事に持ち主のところに戻ってくれたらいいな、と思うだけです。
 案内係が自分の職務に忠実なことも理解できます。だけど、ふっと疑われているのかな、と思う程に執拗な言い方だったことが気にかかりました。
 もしもあのカードを落としたのが本人ではなくて、誰かが勝手に出金した後で路上に捨てたものだったら、私が真っ先に疑われるのか、と思ってしまいました(こういう所を夫には考え過ぎだといつも指摘されます)。

 帰宅すると、銀行から持ち主に連絡がついたとのお礼の電話がありました。
 一件落着。

 キャッシュカード、落とさないでください。
 その時、私は娘の大学受験の受験料を振込みに行こうとしていました。
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by h_with_the_wind | 2007-09-21 23:54 | わたし | Comments(2)