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フォーリーブス

 ビートルズではありません。フォーリーブスです。

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(友人提供)

 何年振りになるのでしょう。高校時代からの仲良し4人が揃いました。
 私たちは、先生からいつも「フォーリーブス」とからかわれていました。先生が私たちをまとめて「フォーリーブス」と呼ばれる時のアクセントは、最後の2文字にありました。

 レストランでランチを済ませて、ドライブをしました。いつも車を出してくれた友達が、またかつてのように運転してくれました。
 お天気に恵まれた暖かい1日でした。穏やかな気持ちで再会できたことが嬉しくて、いつとは知れない次回を約束して別れました。

 それにしても一日中、何を話したのでしょう。何がおかしかったのでしょう。
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by h_with_the_wind | 2007-11-30 23:59 | 課外活動 | Comments(2)
 クリスマスのイルミネーションは、すっかり年末の風物詩として定着したようです。繁華街の点灯式から家庭まであちこちで綺麗なディスプレーが目を楽しませてくれます。

 冬の夜のイルミネーションは、人恋しい気持ちを暖かくしてくれます。
 だけど…。生来のへそ曲がりの性格からか、いつも心に引っかかる小さな刺のようなものを感じます。

 電線を巻き付けられて体中のあちこちでキラキラと輝く電飾を身にまとった樹木がなんだか可哀想に見えて仕方がありません。
 夜になってせっかく眠ろうと思っていたのに、眠ることができない…。
 樹木だって生き物です。迷惑だろうな、と思うのですが、考え過ぎでしようか。
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by h_with_the_wind | 2007-11-29 23:59 | 季節の中で | Comments(0)

妹は辛いよ…

 娘たちをインフルエンザの予防注射に連れて行きました。この冬は、長女の受験があるので予防注射は必須です。

 昨冬は、次女が中学受験を控えていたので、次女だけ予防注射をしました。予約が遅れてあちこち探しまわりました。長女は、インフルエンザに罹ってもひとりで寝ているという条件で免除しました。

 今年は、長女の受験日に次女に寝込まれては、私が動けなくなります。
 というわけで、次女も一緒に行きました。

 もしも来年も長女が受験する結果になったら、また次女も予防注射をしなければなりません。
 長女の合格を一番願っているのは、次女かもしれません。
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by h_with_the_wind | 2007-11-28 23:59 | 季節の中で | Comments(2)

キャンセル

 風邪が流行しているようです。今年は、インフルエンザの流行が例年より早くて、もう患者が出ているとも聞きます。

 今日は、友人と約束をしていました。ちょっとした情報交換と年末に向かってがんばろうね、というのが目的でした。
 昨夜になって約束をした友人から、娘さんが風邪をひいたので会えなくなったと連絡がありました。
 テレビでは、アナウンサーが風邪をひいた、と苦しそうでした。
 例年より紅葉が遅れ、秋の長雨にも悩まなかったのでついつい忘れていましたが、今月もあと僅かになっていました。

 明日は、娘たちをインフルエンザの予防注射に連れて行きます。
 病院があいている時間に学校から帰宅できる日が、なかなかありませんでした。とうとう期末テストの直前です。
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by h_with_the_wind | 2007-11-27 23:59 | 季節の中で | Comments(0)

されど われらが日々-

 ブログ「風屋日記」の風屋さんが、「真夜中の五分前」についてのレビューの中で柴田翔さんの芥川賞受賞作「されどわれらが日々-」について触れられていました。
 主人公よりも若い頃、母に薦められて読んだこの小説のことを思い出しました。
 小説に登場する大学生がとても大人びて見えたことだけを覚えています。懐かしくて再読しました。

 やがて、私たちが本当に年老いた時、若い人たちがきくかも知れない、あなた方の頃はどうだったのかと。その時、私たちは答えるだろう。私たちの頃にも同じように困難があった。もちろん時代が違うから違う困難ではあったけれども、困難があるという点では同じだった。そして、私たちはそれと馴れ合って、こうして老いてきた。だが、私たちの中にも、時代の困難から抜け出し、新しい生活へ勇敢に進み出そうとした人がいたのだと。そして、その答えをきいた若い人たちの中の誰か一人が、そういうことが昔もあった以上、今われわれにもそうした勇気をもつことは許されていると考えるとしたら、そこまで老いて行った私たちの生にも、それなりの意味があったと言えるのかもしれない。
(されど われらが日々- 文春文庫 柴田翔)


 昭和10年生まれの柴田翔さんは、私の親世代にあたります。
 そう、今になって、母がこの小説を薦めてくれた理由が判りました。

  「おそろしいわね、生きてるって」(されど われらが日々- 文春文庫 柴田翔)
 小説の中で主人公の婚約者節子は、言います。

 それがいつの時代であっても生きていると困難に出会わずにはすみません。ことに最初の困難は、立ちすくんでしまうほどおそろしいことです。突き詰めれば、生きていくことは困難の連続です。それでも生きていくことに意味があるのだと信じていたいものです。

 娘たちが読み継いでくれると嬉しく思います。
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by h_with_the_wind | 2007-11-26 23:59 | 本の話 | Comments(4)

小春日和

 小春日和の日曜日です。
 次女が友達と遊びに行ってしまって、出張明けでダウンしている夫と長女の3人で過ごしました。

 今回の夫の出張は、とても肩の凝るものだったようです。夫は、たっぷりの日差しを浴びて、リビングでテレビを見ながらまどろんでいます。
 受験生の長女は、クラブもなく友達と遊ぶこともできず、かといって勉強するでもなく一緒にテレビを見ています。

 テレビが一段落したところで、夫が、次女が産まれた頃のDVDを再生しました。ちょっとおしゃまな長女がお姉さんになってはしゃぐ様子がテレビに写し出されました。
 しばらくして長女のリクエストで、長女がもっと幼かった日のDVDを見ました。
 まだひとりっ子だった頃です。遊園地でお父さんと遊んでいる姿、たどたどしいお喋り。走って転んで…。

 自分の幼い姿をぼんやりと見つめている長女は、無防備でDVDの中の娘と同じ顔をしていました。
 受験を控えて、毎日、重苦しい気分で送っているのでしょうね。
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by h_with_the_wind | 2007-11-25 23:59 | 家族 | Comments(6)

金平糖

 「コンペイ・トウ!」
 運転しながら、音楽に合わせて思わず歌ってしまいました。
 「はあ〜」と、助手席の長女が私の顔を覗き込んで、次の瞬間、笑いだしていました。

 飽きもせず車の中でポルノグラフィティの音楽を聴いています。何度も聴いているのでなんとなく歌詞を覚えてきました。
 といっても、運転中に聴くだけなので、歌詞カードで確かめたり聞き直したりすることなく、耳から入ってくるままに口ずさんでいます。

 長女の笑いが納まったところで、正しくは何といっているのか訊いてみました。
 「Go say go!」だそうです。
 でも、一度「コンペイ・トウ」だと思い込んで馴染んでしまったものですから、何度聴いてもそう聞こえます。
 長女は、頭の中で色鮮やかな金平糖が広がった、とまた笑いだしました。
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by h_with_the_wind | 2007-11-24 23:59 | 芸術 | Comments(2)

誕生日

 その冬の日、私はひとり暮らしの部屋で寝ていました。数日前からひいていた風邪が悪化して前日から熱を出していました。大学の授業を休んで一日中、眠ったり目覚めたりベッドの中で過ごしていました。

 北国の冬の日は短く、3時を過ぎるともう暗くなってしまいます。
 1日が過ぎてゆくのだな、とぼんやりしていると、電話が鳴りました。重い身体を起こして受話器を取り上げると、聞き慣れた親友の声がしました。
 「今から行くから…」
 有無を言わさず切れた電話の受話器を手に呆然としましたが、次第に怒りさえ込み上げてきました。病気で寝ているというのに、押し掛けてくるというのです。部屋をざっと片付けたところで、チャイムが鳴りました。

 ドアを開けると親友の笑顔がありました。
 いつの間に降り出したのか、親友の帽子にも肩にも雪が積もっていました。
「これ…」
 親友は、私に紙袋を押し付けるようにして手渡すと部屋にも上がらず、帰っていきました。

 紙袋の中には、まだ暖かいご飯と手作りハンバーグのお弁当が入っていました。あまり食欲がなくて、晩ご飯はいらないかな、と思っていたのに、お弁当を前にすると猛烈に食欲がわいてきました。自分の短慮を詫びつつ美味しくお弁当をいただきました。

 今日は、その親友の誕生日です。
 Happy Birthday!!
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by h_with_the_wind | 2007-11-23 23:59 | 季節の中で | Comments(8)

焼き鯖

 先日、京都へ行った帰り、夕飯の材料を買うために錦市場に寄りました。あちこちお店を覗いて歩いているうちに焼き鯖を見つけました。

 NHK連続テレビ小説「ちりとてちん」に登場した焼き鯖です。鯖を踊り串にして丸焼きにした若狭名物です。
 主人公のおじさん役京本政樹さんが、この焼き鯖を串のままおいしそうに食べていました。その姿を見て若狭へ行きたい、と思った程です。

 若狭と京は、昔から鯖街道で結ばれて密接な関係にあります。京都は鯖寿司が有名ですが、鯖は若狭の海から鯖街道を通ってやってきます。

 大きな鯖をダイナミックに踊り串した焼き鯖を前に少し迷いました。試しに一匹だけ買ってみました。

 夕飯に電子レンジを温めて、家族で分け合って食べました。見た目以上に身がたっぷりしています。身に醤油を落とすとつるりと落ちて行きます。
 人数分買って来なかったことを悔やみました。後から生姜醤油で食べると美味しいと教えてもらいました。今度は、焼き鯖だけを目的に京都へ行くことになるかもしれません。
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by h_with_the_wind | 2007-11-22 23:59 | 課外活動 | Comments(4)

真夜中の5分前

 ブログ風屋日記の風屋さんのレビューに惹かれて、本多孝好さんの「真夜中の5分前」を読みました。
 風屋さんの『この小説を読んで「されど、われらが日々-」を読みたくなった』という一文がなければ通り過ぎていたかもしれません。

 そんなに厚い本でもないのに2分冊になっていることが不思議でした。上下巻でもなく1・2巻でもありません。side-Aとside-Bという呼び方は奇をてらうだけなのでしょうか。
 side-Aとside-B。レコードでもないのに…。読んでみて、作者のこだわりを感じました。
 レコードを聴いていた時代を思い出しました。A面が終わって完結。一旦レコードを手に取りひっくり返した後、B面をセットして針を落とす。その間合い…。自分で替える時と人に替えてもらう時では異なって感じられる微妙な時間の流れ、小説の中でこれもひとつの必要な演出だったのかと思います。

 本を読み進みながら、ずっと頭に浮かんでいたのは、「アイデンティティー」という単語です。
 世間や他人とズレていてもいいと思う、皆が皆一緒だったらおもしろくないもの、と思って生きてきました。
 だけど、そんな意見が認知されるようになった近頃では、「授業中に歩くのはうちの子の個性です」と、言い切るモンスター・ペアレンツが出現しました。
 難しいな、頃合いが…。
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by h_with_the_wind | 2007-11-21 23:59 | 本の話 | Comments(2)