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チーム・バチスタの栄光

 受験が終わり、卒業式も済んだ長女と私は、すっかり気が抜けてしまいました。
 受験の結果次第で、また一緒に動くことになりますが、しばらくは「待て」の状態です。

 長女と買い物に出た流れで、久しぶりに映画「チーム・バチスタの栄光」を観てきました。私にとっては、5月の「バベル」以来です。

 「読んでから観るか、観てから読むか」は、昔の角川映画の誘い文句でしたが、私は前者、長女は後者…。
 枝葉を取り除いて本論の根幹だけが、映画になっていましたので、今の気の抜けた母娘には、ちょうど良かったようです。ふたりともそれなりに満足して観ることができました。
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by h_with_the_wind | 2008-02-29 23:59 | 芸術 | Comments(0)

卒業式

 長女が、高校を卒業しました。
 厳粛な卒業式を終えて卒業生の後から会場を出ると、娘は友達とスナッブ写真を撮っていました。
 満面の笑顔に、幼い日の笑い顔が重なります。まだ家の中が世界のすべてだった頃、家族にだけ向けられていた表情を思い出しました。こんなにも無防備でいられる友達と出会えた高校生活は、長女にとって充実したものであった証かと思います。

 いっぱい写真を撮ってやりたい。友達と、先生と…。最後の制服姿です。
 そう、制服にさよならする日がやってきました。
 幼稚園から数えて15年、レールに乗って常にどこかに所属していた日々から解放されます。校則に縛られることはないけれど、守ってくれるものもありません。押し付けられることもないけれど、自分から動かなくては何も始まりません。
 そんなことをわかっているのかいないのか、いつまでもいつまでも写真撮影は続きました。
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by h_with_the_wind | 2008-02-28 23:59 | 家族 | Comments(6)

優しいと言われても…

 長女が
「なんかこの頃、お母さん優しい…」と言います。
 3月に高校の仲良しグループで卒業旅行に行こうと誘われたそうです。気持ちよく許可しました。それに対する返事が、冒頭の長女の言葉です。

 友達との旅行を快諾したことに裏があるのでは、と疑っているのかもしれません。私は、決して物わかりのいい母ではありませんでしたから、娘たちよりもその友達から恐れられていたかもしれません。

 進路も確定していないのに遊びの約束をしていいものかどうか、長女に迷いがあったようです。
 だけど、受験前ならともかく、卒業式を終えてそれぞれの道を進もうとする友達との思い出に水を差すつもりはありません。むしろ、不出来な娘を友達と認めて、卒業旅行に誘ってくれる長女の友達に感謝したいくらいです。

 高校を卒業しても友達はできることでしょう。これからの方が出会いはたくさんあることでしょう。
 でも、高校時代の友達は特別です。生涯にわたってつながりを持っていくことができれば最高です。
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by h_with_the_wind | 2008-02-27 23:59 | 家族 | Comments(0)

白鳥の湖

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先日、万博記念公園へ梅を観に行った時に撮りました。

 万博記念公園の「夢の池」にあるサイクルボートは、人気があるそうです。
 2月から営業をしていますが、動いているのはまだ数台です。
 サイクルボートも春の出番を待っているかのようです。

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by h_with_the_wind | 2008-02-26 23:59 | 課外活動 | Comments(0)

二次試験

 長女の二次試験が終わりました。
 ハイタッチで迎えた長女は、笑顔でそれに応えてくれました。出来、不出来よりも長い拘束生活から解放された安堵感が表情に表れていたようです。

 結果は自己責任。
 受験第一主義の環境ではなく、背伸びした受験であることは百も承知で本人が選んだ道です。
 大きな壁を前にして、乗り越えられれば超ラッキー♡ 今年、乗り越えることができなくても、また一年後に挑戦するのもいいし、別の道を選んだっていいのですから。

 ただ無事に今日の日を終えられたことに感謝しています。
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by h_with_the_wind | 2008-02-25 23:59 | 家族 | Comments(4)

もう一度、クレヨン

 クレヨンのことを書いていて思い出しました。

 子供を連れてアメリカのレストランで食事をすると大抵の場合、子供用の紙製ランチョンマットと新品のCrayola製の4色入りクレヨンがサービスされたことを昨日書きました。
 外食をするたびに新しいクレヨンを貰うものですから、いつの間にか我が家のおもちゃ箱はクレヨンでいっぱいになっていました。

 その頃、娘は日本の保育園に当たるプレ・スクールに通っていました。
 お絵描きの時間になると、先生はプレ・スクールに用意されたたくさんのクレヨンが入った大きなケースをグループの机の真中に置いていきます。子供たちは、プレ・スクールのクレヨンを使って絵を描きます。
 時には、ボランティアでクレヨンの補充をしますが、その時にはレストランでもらったクレヨンを持っていきます。
 なんともアバウトなようですが、クレヨンは短くなるまで子供たちの手から手を経て大切に使われていました。
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by h_with_the_wind | 2008-02-24 23:59 | 家庭科(含子育て) | Comments(0)

クレヨン

 デパートの文房具売り場では、新入学準備のランドセルや学用品が並んでいます。見ているだけで晴れやかな気分になります。筆箱に名前入りの鉛筆、ハーモニカとクレパス…。あれこれと目で追っているうちに、アメリカでよく見かけたクレヨンのことを思い出しました。

 Crayola製のクレヨン、いつかどこかで見たことがある、という方も多いかと思います。
 アメカで暮らしていた頃、幼い娘を連れてレストランに入ると、大抵の場合、子供用の紙製ランチョンマットと新品のCrayola製のクレヨンがサービスされました。クレヨンは、決まって赤・青・黄色・緑の4色が紙箱に入ったコンパクトなセットでした。ランチョンマットを裏返すとそこには塗り絵やちょっとしたクイズが印刷されていて、食事が運ばれるまでの間、クレヨンを使って静かに待つことができました。

 娘たちが幼い頃、私のバッグの中には、いつもお絵描き用の小さなノートとペン、それに折り紙が入っていました。レストラン、電車の中、病院の待合室、それに次女の場合は長女の学校行事に連れて行った時と、これらのグッズは大活躍しました。
 アメリカでも随分折り紙を折りました。時には、娘の作品を褒めて下さったウエイトレスさんへの娘からの「チップ」にもなりました。

 子供は、退屈になるとすぐに動きたがります。
 だけど、熱中することがあれば、静かに待つこともできます。最小限の動きとして絵を描くこと、折り紙を折ることで手を動かしていれば、どんな子もおとなしくなるのではないか、と思います。子供に静かにしなさい、と叱る前に、ひと工夫してみるのはいかがでしょう。

 とはいえ、最近では、大人にケータイがあるように、子供にはDSがあるから騒ぐ子供は減っているのかもしれませんが…。
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by h_with_the_wind | 2008-02-23 23:59 | 家庭科(含子育て) | Comments(2)

親切な国

 先日、ドラマの「篤姫」を見ていて、篤姫が建国70年のアメリカのことを「若い国」とよんだのが新鮮だったと書きました。
 今、読んでいる「坂の上の雲」では、日清戦争で日本がアジアの大国清にまさかの勝利をし、アメリカはスペインと戦ってキューバを解放したところです。この時代のアメリカは建国から120年余り、国としての自信と誇りにみちた青年期と言えるのかもしれません。

 アメリカ合衆国というのは、それをつくりあげた連中にとっては理想社会というにちかく、そういう満足は自負心になり、その自負心がこの世紀でもっともモダンな市民国家であるこの国のひとびとの背骨のようになっている。
 その自負心は、
「他の地域のひとびとも、アメリカのような自由な社会をもつほうがいい。いや、われわれアメリカ人はそれを他の地域におよぼす親切心をもつべきである」という、意識にひろがってゆく。(坂の上の雲二 司馬遼太郎著 文春文庫)


 司馬遼太郎さんは、悪口を言わない人です。だから好きなのですが。
 この一節を読んで、司馬遼太郎さんのいうアメリカは、正義感にあふれる中学生か高校生のようだ、と思いました。
 アメリカ世論がもつ平等意識と正義感は尊敬に値します。正しいと思ったことを真直ぐに実行しようという「親切心」は、誰もが見習うべきことです。
 ですが、時には相手の事情をちゃんと理解できていなかったために単なるお節介に過ぎないこともあります。

 中学生や高校生の視野はまだまだ狭くて自分のものさししか持たないものだな、と我が子と重ねて思いました。
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by h_with_the_wind | 2008-02-22 23:59 | 本の話 | Comments(2)

観梅

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梅の花が咲き始めました。
梅林には、春の香りが満ちていました。


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屋外で足湯を経験できます。

まだ 満開には早いけれど…、
少しだけ 春気分♪

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by h_with_the_wind | 2008-02-21 19:40 | 課外活動 | Comments(4)

駄句 

 子規は、よほど執念深くうまれついているらしい。
 かれの俳句もそうであった。
「良句もできるが、駄句もできる。しかしできた駄句は捨てずに書きとめておかねばならない。理由はない。ちょうど金を溜める人が一厘や五厘のお金でもむだにせずにこれを溜めておくのとおなじである。そういう一厘五厘をむだにする者が決して金持になれないように、自分のつくった句を粗末にして書きとめておかぬひとはとてものこと、一流の作者にはなれない」
といった。(坂の上の雲二 司馬遼太郎著 文春文庫)

 坂の上の雲の主要人物のひとり正岡子規の言葉です。

 同じ失敗を繰り返さないためにその原因を直接原因だけでなく根幹原因をも追及する学問「失敗学」に通じるものがあります。
 駄句を消し去りたいのが人情でしょうが、それを残しておくことに意味があるというのです。

 失敗作の料理を手早く処分してしまいたいと思う私は、とうてい一流になれそうにありません。
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by h_with_the_wind | 2008-02-20 23:59 | 本の話 | Comments(0)