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発熱

 先週、長女が、一日置いて今度は次女が熱を出しました。
 そして昨日、大掃除の途中から私も身体のだるさを感じ始めていました。

 いつもより早めに寝たのですが、夜中に喉の乾きと身体の痛みで目が覚めてしまいました。私も何年ぶりかで37度線を突破していました。
 風邪の熱だと思います。他に症状がないので、熱さえ下がれば復活できそうです。

 熱があることだけ、娘たちに伝えてほとんど布団の中で過ごしたものの、やらなければいけないこと、というのもあります。
 明日から4月。次女の定期が今日できれます…。買いにいかねば!
 ほとんど母としての意地ですね。

 次女が、学校の帰りにポカリスエットを買ってきてくれました。
 長女が突然、熱を出した日にあわてて買いに走ったのを見ていたからでしょう。
 私には、長女の不器用さも可愛いけれど、次女の機転もまた可愛いと映ります。
 要領がいいのは、難を逃れた出張中の夫かもしれませんが…。
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by h_with_the_wind | 2008-03-31 23:59 | 家族 | Comments(0)

大掃除

 今年も春休みの重要イベントは、学年の終了を節目に子供たちの部屋の大掃除です。

 親に見られたくないものが増えている年頃です。
 たいていは友達から貰った手紙、先輩から譲ってもらった何とか、と他愛のないものです。小さく折り畳んだ紙片に何が書かれているのかは知りませんが、あまり興味もありません。私にも経験のあることです。

 ゴミの分別が細かくなった最近では、どうしても最後の仕上げは私の出番です。
 捨てると決まったものを分別する必要があります。燃えるごみに出してもいいのか、個人情報が丸見えになっていないかチェックしていきます。雑誌と本は大きさで分けて紐で縛っていかなくてはいけません。それにしても学校で使ったプリントの多いこと…。
 それぞれに家の中で分別しておいて、決められた日にはゴミ収集所まで運びます。

 長女は、思い切りがよくなりました。
 もう「綺麗な箱」も「誰それさんからもらったお菓子が入っていた缶」も不要と判断できるようです。ついこの間まで、自分は使わないけど何だか捨てるのが惜しい、というものは、妹に押し付けていましたっけ。
 次女は相変わらず、プレゼントについていたリボンや行ったこともないディズニーランドの袋を大切にとっています。5年後にすっきりすることを期待しています。
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by h_with_the_wind | 2008-03-30 23:59 | 家庭科(含子育て) | Comments(2)

トンパ文字

 小学校時代、何が嫌って漢字の練習くらい嫌なものはありませんでした。
同じ字をノートに一行ずつ書いているうちに手は疲れるし汚れるし…。もちろん書いている文字は歪んでくるし…。「ハネ」「ハライ」「トメ」なんてわからなくなってしまったものです。

 アメリカで知り合った台湾人の友人は、5歳の息子に母国語を教えるためにカードを部屋の壁に貼付けていました。
 「鸚鵡」「麒麟」…。日本人で良かった…。

 国立民族学博物館で開催されている「深奥的中国 少数民族の暮らしと工芸」展で興味深い展示を見つけました。
 象形文字のトンパ文字です。ナシ族の文字で民族の宗教的職能者が記録のために使ってきたそうです。

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 見ているだけで楽しくなりました。
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by h_with_the_wind | 2008-03-29 23:59 | 課外活動 | Comments(6)

深奥的中国

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 以前から次女にリクエストされていた国立民族学博物館で開催されている「深奥的中国 少数民族の暮らしと工芸」展に行ってきました。

 次女は、北京オリンピックを見に行きたい、と言っています。「見たまま」の単なるつぶやきなのでしょうか、あるいは中学生になってバスケットを始めたことでオリンピックを憧れの目で見るようになったからでしょうか。
 また、それとは別にテレビで中国の少数民族の暮らしを見てから気になっていたようです。
 理由はなんであれ、興味を持った対象を実際に見ることができる機会に恵まれたことは幸福です。

 春休みとはいえ、平日の博物館は静かです。

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 多民族国家中国では55の少数民族が公認されているそうです。中国国内の少数民族の総数は一億人を超えるそうですが、それでも中国の総人口のうち8%に過ぎません。
 少数民族のうち30を超える民族が主に西南域に暮らしています。先日テレビで見た「グレートジャーニー」の三江併流がそれぞれの道に分れるあたりから彼らの生活圏は始まります。

 中国の気が遠くなるような歴史の中で、少数民族の祖先たちは翻弄されてこの地へ来たのでしょうか。あるいは民族同士の攻防も交易も周縁部にいたために経験することなく過ごしてきたのでしょうか。
 諸葛孔明は、現在のベトナムあたりまで南下した、と三国志にありますから、まったく歴史から忘れられた土地でもなかったでしょう。

 独特の文化を守っているそれぞれの民族にとって国境とは何なのでしょう。実際に、近年、国境と生活圏が一致していない「跨境民族」が交易などでお互いの生活圏を往来し国境を相対化する動きが出ているといいます。

 次女とゆっくりしたペースで展示品を見て回りました。
 豪華な銀製品の装飾、丹念に刺繍を施された衣装…。はるか遠くで暮らす人たちの生活の断片を見て、次女は何を感じたのでしょう。
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by h_with_the_wind | 2008-03-28 23:59 | 課外活動 | Comments(0)

速報

桜が咲きました。

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取り急ぎ用件のみにて。

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by h_with_the_wind | 2008-03-27 17:30 | 季節の中で | Comments(4)

走れ、走れ!

 毎年、3月は行事も多くて忙しいものですが、今年は例年以上に追い立てられています。
 そんな時に生じる「待ち」の時間。なんて長く感じるのでしょう。
 そしてまたそんな時に限って、火急の用事が割り込みで入ってきます。社会保険庁に行くことになるなんて予想外でした。

 ようやく嵐が過ぎ去ろうとしています。
 4月になって身辺が落ち着いたら、アメリカのドラマ「24 VI」のDVDを借りに行こうと楽しみにしています。まだ見ていません。気持ちの上では私ひとりで「24」していますから…。
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by h_with_the_wind | 2008-03-26 23:59 | 家族 | Comments(0)

舌打ち

 春休みに入って、次女はクラブ活動を目的に学校へ通っています。授業がなくて、バスケットボールができることが、楽しくて仕方がないといった風です。
 先日は、対外試合に出してもらったそうです。

 「帰りに友達から聞いたのだけど、試合の時に相手チームの子が私を見て舌打ちしたんだって…」と、次女が言います。
 一瞬驚いた私の表情を読み取って、
「それはいいことなんよ。だって私がうまいから、舌打ちしたんだもの…」と、私をなだめるようにして話は続きます。
 言われてみればそうです。次女がうまく相手をかわしたから、かわされた相手チームの子は舌打ちという反応をしたのでしょう。お行儀が悪い、なんてことには無頓着な世界です。

 舌打ちされて喜んでいる…。いつの間にこんなにたくましくなったのでしょう。クラブ歴も間もなく一年。来月には、後輩ができます。
 これまで大きな怪我をすることもなく、のびのびとクラブ活動に参加してきました。人間関係では悩みもあるでしょうが、より多くの経験を積む場所であることに違いはなさそうです。この調子でまた一年、バスケットを通してさまざまな経験をし、学んでいって欲しい、と願っています。
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by h_with_the_wind | 2008-03-25 23:59 | 家族 | Comments(0)

歩いて7分…

 例えば自宅から駅まで歩いて7分かかるとします。18分に最寄りの駅を出る電車に乗りたい時には、家を何分に出ますか?

 机上の計算では11分に家を出たら間に合います。
 だけど、駅までの間に信号があれば赤信号に引っ掛かるかもしれません。
 切符を買うのに手間取るかもしれません。
 幼児を連れていたら、時間通りにはいきません。
 知り合いのおばちゃんに会ったら立ち話で…。
 余裕に余裕が重なると今度は早く着き過ぎてしまって、駅で手持ち無沙汰に電車待ちをすることになっていたりします。

 明治生まれの祖父は、頑固だったと言います。
 祖父の家から駅までの時間は、徒歩で7分でした。祖父は電車で出掛ける時には、家の中に貼られた電車の時刻表を見て、きっちり7分前に家を出る習慣があったそうです。

 ところが、祖父の晩年にあたるある日、外出先から帰った祖父が、
「電車の時間が変わった」と言い出しました。いつものように7分前に家を出たのに祖父が駅に着く前に電車が行ってしまった、というのです。

 家人が時刻表の確認に駅まで行きましたが、変更はありませんでした。
 家族が話した結果、祖父の足が遅くなって予定の電車に間に合わなくなったのではないか、という結論に達したそうです。いつも通り歩いているつもりでも、周りも気がつかないうちにそうなっていたのです。

 元気であることに誇りを持っている祖父に現実を突きつけることに対して、家族はためらいました。
 いつの間にかだれかが、そっと家に貼られた時刻表を2分マイナスしたものに差し替えたそうです。
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by h_with_the_wind | 2008-03-24 23:59 | 家族 | Comments(2)

一万年の旅路

 1998年ですから、今から10年前になります。一冊の分厚い本と出会いました。
 一万年の旅路(ポーラ・アンダーウッド著 星川淳訳 翔泳社)。
 原題は「THE WALKING PEOPLE A Native American Oral History」です。原題の示す通りネイティブ・アメリカンの口承史です。

 この本との出会いは、週刊文春に掲載されていた「文春図書館」の記事でした。

…これはアメリカのイロコイ族の間で代々語り継がれてきた口承史を、幼少時から父親に頭の中に叩きこまれたという口承者の血統につらなる女性が、はじめて文字におこしたものである。そこには何と数万年に及ぶ一族の歴史が含まれているが、その圧巻は、約一万年前のできごとと推察される、ベーリング海峡の「海の渡り」の場面である。以下略。(週刊文春1998年6月25日号。記事の切り抜きを本書にはさんでいたので、ここに書き写すことができましたが、切り抜きが不完全で残念ながらどなたが書かれた文章かを記すことができません。ごめんなさい)。
 何かに突き動かされるようにして本屋に走りました。
 人類が移動してきた歴史が代々語り継がれていたというのです。

 人類の起源はアフリカである、というのが、現在の定説だそうです。
 先日テレビで見た「グレートジャーニー」の主人公、関野吉晴さんは、その道を踏破され、さらには道中各地でDNAのサンプルを集めて分析されています。

 「私はどこからきたのか。私のルーツを辿っていったらどこに行き着くのだろう」誰もが一度は抱く疑問ですが、思いがけない本との出会いが解決の糸口を提示してくれました。
 哲学であり、科学であり、歴史であり、また宗教ともいえる素朴でそして雄大な口承史の存在は、読後10年を経てもなお私には新鮮な読後感を残しています。
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by h_with_the_wind | 2008-03-23 23:59 | 本の話 | Comments(4)

三江併流

 昨夜、テレビ「グレートジャーニー」を、片手間に見ていました(本当は向き合って見たかったのですがなかなか思い通りにはいきません)。

 「グレートジャーニー」は医師関野吉春さんが、南アメリカの最南端から人類発祥の地とされるアフリカまで人類が世界に散らばっていったルーツを逆方向に辿る旅です。関野さんは、この気の遠くなるような道程を自転車とカヌー、時には徒歩で踏破されました。1993年に始まった旅は、これまでにも何度も放映され2002年にはアフリカまで到達されています。
 今回は、この世界地図を相手にした人類史の規模からいうと旅の枝葉ともいうべき私たち日本人のルーツを辿った日本への道、ユーラシア大陸から日本までの旅が放送されました。

 壮大なる人類の旅について思うこと、テレビを見て思うこといろいろあります。
 ですが、今回は、初めてみた世界遺産「三江併流」について書きます。


 三江併流。
 中国雲南省の北西部を三つの大河の源流が山々の間を併行して流れています。その姿は、高校生用の地図帳でも確認できるくらいにはっきりとわかります。

 チベット高原に源を有する三つの川は、同じ方向を目指して並んでいます。
大地を流れ豊かな水流となって幅を増し、ひとつは長江に、ひとつはメコン河に、そしてひとつはサルウィン河へと名前を変え、違う土地の異なった民族に恵みを与えつつ、時には戦争の血に汚されさらに源流から流れ来る水に浄化されて時を刻んできたのでしょう。
 長江は河口の大都市上海をめざして黄海に、メコン河はいくつもの国境を越えて南シナ海に、サルウィン河はひとりインドシナ半島の西側アンダマン海へ注ぎます。

 テレビ画面に映る大河に成長する前のまだ若い川は、中国雲南省の雄大な景色に包まれてなだらかに3本併行して流れていきます。
 高校を卒業したばかりの長女たちの姿が重なりました。
 中高を過ごした学び舎と別れ、毎日一緒に過ごした友達が皆それぞれの道を歩みだそうとしています。
 これから違う風景の中で、時に楽しみ、時に困難を乗り越えて、辿り着く海も違うかもしれないけれど、豊かに大きく流れていって欲しい、と願う気持ちでいっぱいになっていました。
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by h_with_the_wind | 2008-03-22 23:59 | 社会科 | Comments(2)