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授業料滞納

 読売新聞の調べによると、都道府県立高校の授業料滞納が合わせて過去5年間で5億9000万円になるそうです(YOMIURI ONLINE)。
 ニュースの本文では、滞納理由について「保護者の経済的な理由」を挙げた自治体が6割、「モラル低下」を挙げた自治体が4割で、滞納が急増した理由としてモラル低下を指摘する声も目立った、と続きます。
 一番滞納金額が多かったのは、大阪府の2億5177万円で、二位の北海道9515万円を大きく引き離しています。

 滞納の理由として挙げられる経済的な困窮ですが、授業料減免や奨学金の制度は利用されていないのでしようか。減免や奨学金を受けるための条件と保護者が感じている「困窮」の間に隔たりがあるからでしょうか。

 大阪府の橋下知事は、中学校の給食実施と公立高校の充実を掲げられています。どちらも実現するといいな、とは思います。
 ですが、現実に小学校の給食費未納や高校の授業料滞納の記事を読むと、理想ばかりを追ってもいられないと思いますが。
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by h_with_the_wind | 2008-04-30 23:59 | 社会科

次女と買い物

 朝から夫は仕事(?)、長女は予備校に出掛けました。
 長女がいないのを幸いと、次女とふたりで次女の服を買いに出掛けました。長女が一緒だと最近の次女は、どうも萎縮してしまいます。
 私は基本的に娘たちが選ぶ服に対して注文はつけないようにしています。それでも時々突拍子もないことを言い出すので油断できませんが。
 ところが、長女は妹に対して遠慮がなく、思ったことをすぐに口に出してしまったり、自分が借りる事を前提にした(と思われる)アドバイスをしていたりします。
 次女はおっとりしたように見えますが、中学2年生にもなるとそろそろそんな長女の姿勢が見えてきたようです。
 というわけで、次女と2人だけで動ける日を選びました。

 それにしても、次女は何を選ぶにしても時間がかかります。
 納得するように…、と付き合いますが、あー、疲れた。

 クラブ用のTシャツを2枚とワンピースを1枚、それにタンクトップを2枚買いました。
 女3人、一度に買い物ができるといいのに…。まだまだその日は先になるようです。
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by h_with_the_wind | 2008-04-29 23:59 | 家族

続・旅をする木

 おととい買った「旅をする木」(星野道夫著 文春文庫)を読んでいます。

 だめです。この本。
 静かな口調で語りかけてくるのに、いえだからこそ胸に迫ってきます。
 簡潔な文章なのに、情景が目に浮かび匂いや音や空気感が五感に伝わってきます。

 一万年の旅路と同様の口伝伝承された物語がアラスカにも生きていることに触れられていました。

 人間の風景の面白さとは、私たちの人生がある共通する一点で同じ土俵に立っているからだろう。一点とは、たった一度の一生をより良く生きたいという願いであり、面白さとは、そこから分かれてゆく人間の生き方の無限の多様性である(旅をする木 星野道夫著 文春文庫)。

 抜き書きしたい箇所がたくさんあります。
 だけど、ひとつだけに留めて、後は私自身のためのノートに記します。読むのがもったいない、でも読みたい、久しぶりにそんなジレンマを感じています。
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by h_with_the_wind | 2008-04-28 23:59 | 本の話

生駒山

 ♪生駒の山を〜
 私が入学した大阪市内の小学校の校歌には、生駒山が登場します。

 生駒山は大阪と奈良を分ける山です。大阪の市内どこからでもこの山を見ることができます。

 ゴールデンウイークが始まりました。といっても我が家では、家族で動けるのは日曜日しかありません。
 遠出しよう、ということで生駒山の頂上までドライブしました。家族で遠出するのは、お正月以来でしょうか。

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八重桜が散り初めでした。
山頂の電波塔は、生駒山の象徴です。


 大阪湾に沈む夕日を見ることができれば…、と思ったのですが、残念な事に一日中、霞に覆われていて市内の様子もよく見えませんでした。
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by h_with_the_wind | 2008-04-27 23:59 | 課外活動

旅をする木

 ピンポイントで「この本が読みたい!」という時には、ネットで買うのもいいと思います。

 私は、できるだけ本屋さんに足を運ぶようにしています。
 本屋さんに行くと、新刊書コーナーと平積みの本は必ずチェックします。時間に余裕のある時には、その時の気持ちに合わせて書架に並んだ本を見て歩きます。すると、本の方から私に呼びかけてくることがあります。ほんのたまにですが。

 「The MANZAI」を集中して読んだ次女に同じくあさのあつこさんの「バッテリー」を買いに出掛けました。
 奥田英朗さんの「イン・ザ・プール」に続いて「空中ブランコ」を読んでしまった私は、次に読む本を探して書架を眺めていました。
 知っているタイトル、知らない著者…。目を動かしているうちに「旅をする木」が私に向かって光を放っているのがわかりました。自然に手が伸びていました。
 著者は星野道夫さん。この人、知っています。
 初めて名前を知ったのは、随分前、椎名誠さんのエッセイでした。アラスカに住み、アラスカの自然と動物の写真を撮り続けたカメラマンです。
 次に名前を聞いたのは、今から10年くらい前でしたか…訃報でした。
 星野道夫さんのことは、高校の英語の教科書にも取り上げられていたはずです。

 冒険家、登山家…、そんな方たちの体験記に書かれた未知の世界が面白くてこれまでにも何冊か乱読しています。だけど、読んでみて私なりの「当たりはずれ」が大きいのもこのジャンルです。
 今回は、星野道夫さんの本は一冊だけ、「旅をする木」を買ってきました。
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by h_with_the_wind | 2008-04-26 23:59 | 本の話

ずんだ餅 

 和菓子屋さんできれいな緑色に目をひかれました。ずんだ餅です。
 伊達政宗が、戦時の携帯食として採用したという説があるそうです。
 さっそく今日のおやつに家族分買いました。

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 だだちゃ豆のあんがあっさりしていました。娘たちには、少し物足りなかったようですが。
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by h_with_the_wind | 2008-04-25 23:59 | 家庭科(含子育て)

源氏物語

 今年は、「源氏物語」が記録の上で確認されてからちょうど1000年です。これを記念して京都や大津では、イベントが開催されるようです。

 この冬、夫と平等院へ出掛けた時に、宇治川のほとりで源氏物語「宇治十帖」の記念碑を見つけました。
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とても可愛らしい紫式部です。


 我が家には、「谷崎源氏」全巻があります。昭和39年から刊行された「新々約」で、3度目の現代語訳を終えた谷崎潤一郎が「これで決定!」と言ったそうです。
 この本は母の蔵書で、後に、谷崎源氏が読めるとは思いもしなかった、と繰り返し語っていました。子供の私には意味がわからず、ただ母が好きな本との印象だけが残っていました。

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 ところが、後になって谷崎潤一郎が最初に試みた現代語訳は、中宮の密通に関わる部分など皇室にまつわる部分が削除されていたことを知りました。
 谷崎潤一郎による源氏物語の最初の現代語訳が発表されたのは、第二次世界大戦の直前でした。天皇を「現人神(あらひとがみ)」としていた「時代」が、源氏物語を完全にカバーすることを許さなかったのです。

 源氏物語…。
 母は谷崎源氏をどんな風に読んだのでしょう。
 私もかつて谷崎潤一郎よりももっと現代文に近い翻訳で読みかけたことがありますが、どうも肌に合わないというか退屈で途中棄権しました。
 そんなわけで古典の授業で習った以上のことは知らず、「あさきゆめみし」を通読して完了しています。せっかく家にあるのだから、谷崎源氏を読んでおきたいとは思うのですが、私の優先順位からいうと後ろから数えた方が早い位置から動きそうにありません。


追記 源氏物語占いのサイトを見つけました。私は「藤壷」だそうです。
※サイトが閉じられているので、リンクをはずしました。
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by h_with_the_wind | 2008-04-24 23:59 | 本の話

ミートローフ

 晩ご飯にミートローフを焼きました。
 食事の支度を手伝いながら、娘たちは何度も「ご馳走だ!」「どうしたの?」と繰り返します。
 『いや、そんなに楽しみにしなくても…』『日頃の食卓、そんなに貧しかったっけ…』『ハンバーグよりも焼くのが楽やし…』心の中であれこれつぶやきながらも、娘たちの反応をただ嬉しく受け止めていました。

 実は…、レシピ通りに作ると少しボリュームが足りないような気がしたので、水増ししました。これ内緒です。
 よーく水を切ったお豆腐を1/2丁加えてみました。
 焼き上がりの色が従来のものより美白で歯ごたえも気持ち柔らかだけど、食感は優しくていくらでも食べられそうです。これはこれでお薦めかも…。
 (出来たらすぐ食べる、が我が家流なので毎度のことながら写真がありません)

 娘たちは、小さな頃からよく食べてくれました。
 おかげでおかずにボリュームアップの工夫をするのは常でした。夏の終わりの野菜炒めには余った素麺を、冬のお味噌汁にはお餅を…。

 「おなかいっぱい」
 「ごちそうさま」
 食欲旺盛な次女も、最近食欲が落ち着いてきた長女もたくさん食べてくれました。満足してくれて私も満足です。明日も頑張ろっと。
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by h_with_the_wind | 2008-04-23 23:59 | 家庭科(含子育て)

シンセサイザー

 テクノポップが再燃しているそうです。
 Perfume(パフューム)という女の子三人グループが目覚ましテレビで紹介されていました。番組の中では、同時に80年代のテクノブームについて解説していました。
 YMOの曲が流れたりして、私は朝からちょっと懐かしい気分に浸っていました。

 出掛ける準備をしながら一緒にテレビを見ていた長女が、玄関でひとこと
「シンセサイザーって何か説明して欲しい…」ですって。
 シンセサイザー、私にとっての大正琴と同じくらい長女にとって遠い存在だったのです。
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by h_with_the_wind | 2008-04-22 23:59 | 家族

イン・ザ・プール

 イン・ザ・プール(奥田英朗著 文春文庫)を読みました。
 伊良部総合病院神経科を訪れる患者たちを描く短編集です。オムニバスという手法でしょうか。

 神経科を訪れる患者は、それぞれ深刻な悩みを抱えています。
 ひとりでは解決できない悩みを抱えた彼らは、「私鉄沿線にある白壁の清潔なビル」に惹かれて伊良部総合病院へやってきます。
 彼らは、「明るくて清潔なロビー」を通り過ぎて神経科へと向かいます。ところが、地下一階にある神経科は、「運動部の部室棟のようで、薄暗くて、すえたような臭いがする」、「楽屋裏の臭いがする。廊下には段ボール箱が積まれ、心なしか照明も暗く感じる」あるいは、「外光がないだけに蛍光灯の青白い明りがやけに頼りなげで、心なしか空気までひんやりしているように思えた」と、外観とは違った異空間へ放り込まれたような所在なさを感じます。
 そして神経科の扉を開けると「トンデモ」な医師と看護師に迎えられます。

 依存症、妄想癖、確認行為の習慣化…、患者の悩みは多種多様です。
 精神科の医師が患者に寄り添うというのは、治療の一過程かとも想像できますが、精神科医師伊良部一郎のそれは「常識」を逸脱しています。子供っぽい興味だけで患者と向き合っているかに見えます。

 患者がカウンセリングを望んでいるのに、伊良部医師はカウンセリングを
「生い立ちがどうだとか、性格がどうだとか、そういうやつでしょ。生い立ちも性格も治らないんだから、聞いてもしょうがないじゃん」(イン・ザ・プール 奥田英朗著 文春文庫)
という理由で無駄だと言い切ります。
 患者を振り回してばかりの医師の発言ですが、私には真実を突いているような気がしてなりません。

 各章の最後には、
「ほらね、治ったんだからカウンセリングなんてしなくてもいいじゃん」と、伊良部一郎医師はカラカラと笑っているような気がします。
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by h_with_the_wind | 2008-04-21 23:59 | 本の話


今日はどんな風が吹くのだろう。 日々の思いを書き留める雑文帳。


by 風懐

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