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ハロウィン

 実は、このところバタバタと落ち着かない風懐家ですが…。

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 それでもハロウィンはやってきました。
 いたずらよりお菓子がいいです!
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by h_with_the_wind | 2008-10-31 23:59 | 季節の中で | Comments(2)

センス

 インターネットで検索して「答え一発!」。30年前の電卓のコマーシャルではないけれど、手軽に知りたいことがわかるようになりました。
 漢字が頭に浮かばなくても、使おうとしている言葉の意味が的確かどうか不安でも、歴史上の人物の生涯も、今アメリカで起きている事だって…。即座に解決してくれる『魔法の箱』。私はすっかり虜になっています。

 長女が小学生時代、そろそろインターネットが一般家庭にも普及し始めていました。
 参観日に学校へ行くと、教室の後ろに児童の調べ学習の成果が掲示されていました。その中には、インターネットで調べた写真や図を利用して文章もプリントアウトされたものがありました。他の児童が作った手書きのものに較べると、格段に綺麗で文章もしっかりとしているように見えます。
 ここで、手書きの方が子供らしい、一所懸命さや暖かさが伝わる、複数の書物で調べて文章をまとめていった方が結局子供たちの為になるのだ、というありきたりの感想を述べたいわけではありません。
 それとは、別次元でプレゼンテーションということを思いました。これからの時代、同じ内容でもレイアウトのセンス次第で評価が変わっていくのかなあ、と漠然と思ったのが約10年前です。

 ところで、「答え一発!」と言うけれど、検索にかけてみて時には紆余曲折することがあります。検索ワードが曖昧だったり、絞り込みがうまくいかない時には、的外れの結果に行き当たります。
 一度で必ず得たい情報にアクセスできるというのは、センスの問題なのかそれとも単に慣れなのか、あるいはIQが関係あるのでしょうか。私の場合は、単に運がいいだけだったりして…へへ。
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by h_with_the_wind | 2008-10-30 23:59 | 社会科 | Comments(0)

紅葉

 今年の大阪は台風の直撃を免れました。
 それが自然の法則に反する由々しき事態なのかどうか私にはわかりません。だけど、心穏やかに過ごせたことは間違いありません。

 台風の影響がなかったおかげで、鮮やかな桜の紅葉が見られそうだということです。例年だと桜の木の葉は紅葉を待たずに台風で落ちてしまいます。

 近くに桜並木の美しい道路があります。お花見の季節には桜のトンネルが出来て、わざわざ回り道をしてでもその道を通りたくなります。普段は、車がスピードを上げて通り抜けて行く道路ですが、桜の季節ばかりはノロノロ運転と渋滞を覚悟しなければなりません。ただ月夜になると、桜の醸し出す妖気包まれ、思わずアクセルを踏み込んでしまいます。

 まだ紅葉は始まったばかりです。
 時間を見つけて回り道をしてみようかな、と思っています。
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by h_with_the_wind | 2008-10-29 23:59 | 季節の中で | Comments(2)

雪虫

 もう北海道に初雪はふったのでしょうか。
 学生時代を私は北海道で過ごしました。
 冬の始まりと冬の終わり、それぞれにとても強くて冷たい風が吹き荒れる日が何度かあります。そして、季節が変わってゆきます。

 春の風は「馬糞風」と呼ばれます。馬が輸送手段であり労働力だった時代の冬、雪の上に落ちた馬糞はたちまち凍りついてそのまま春を迎えていました。雪が融け始める頃に強い風が吹き、すっかり乾いた馬糞は土埃と混じって舞っていました。そこから「馬糞風」と呼ぶようになったそうです。
 春を呼ぶ風に「馬糞風」と滑稽な呼び名をつけるなんて、北国の人の心浮き立つ思いが伝わってきます。
 その一方で、秋の冷たい風はどんどん日が短くなる時期とも重なって気持ちまで冷え込んでいきます。

 木立の葉が落ち陰鬱な空気が立ちこめる頃、空中を白いものがふわふわと飛び始めました。最初は、蚊柱が立っているのかと思いました。
 友達が
「雪虫だよ。雪虫が飛び始めると雪が降るんだあ」と、教えてくれました。

 今年も北国に雪虫は飛んだのでしょうか。
 いっそ雪が積もってしまえば、室内は根雪の断熱効果で暖かく過ごせます。真冬の冷気よりもむしろ冬の始まりと冬の終わりを教えてくれる強くて冷たい風に身が凍えます。雪虫が飛んだらもう少し…、もう少しで雪が来ます。

 今日は私に「雪虫」を教えてくれた親友の誕生日です。
 お誕生日おめでとう。
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by h_with_the_wind | 2008-10-28 23:59 | 季節の中で | Comments(2)

家族に乾杯

 月曜日の夜8時からNHKで放映される「鶴瓶の家族に乾杯」は、なかなか興味深い番組です。

 必ず見ている番組ではありませんが、だいたい私にとってこの時間は家事の合間にあたります。ゆっくりテレビを見られるわけでもなく、かといって家事やパソコンに集中できるわけでもない、ちょっとエアーポケットのような時間帯です。

 「鶴瓶の家族に乾杯」は、笑福亭鶴瓶さんとゲストがぶっつけ本番で日本各地を旅する番組です。
 ゲストのリクエストで訪問地が選ばれ、そこで偶然に出会った人に声を掛けることから旅が始まります。行き当たりばったりの出会いから芋蔓方式で、旅は意外な方向に展開していきます。

 もちろん地元を歩いている有名人とテレビクルーに声を掛けられれば、たいていの人は笑顔で応えるでしょう。あるいは不快な顔をした人は、編集でカットされているのかもしれません。そうは思っていても、日本という国に生きている人々が、とりあえず差し迫った不安もなく平穏に生活できていて、旅をする人には優しく親切である、という姿が垣間見えます。
 番組に登場する人たちのほんわかあったかムードを引き出すことができるのは、鶴瓶さんの人柄によるところが大きいのでしょうが、見ている方にもゆるりとした空気が伝わってきます。

 ただこの番組、のんびりしたペースで流れる時間に、気が付けばテレビに見入ってしまうのが難点です。
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by h_with_the_wind | 2008-10-27 23:59 | Comments(2)

一期一会

 ジョン・デンバーのCDを聞きながら夕食を作りました。
 ゆったりした曲、クリアな英語、耳慣れた心地よい音楽に家事もはかどります。一緒に口ずさんでいます♪
 高校時代、英語の歌詞を覚えるために家でも学校でもずっと繰り返していました。家では母に、学校では隣の席の子にうるさがられ、それでも止めずに繰り返したおかげで…今でも歌えます♪

 一度だけジョン・デンバーのコンサートに行ったことがあります。
 親友が誘ってくれました。コンサートの帰り道というのは、どうしてあんなに楽しいのでしょう。親友とふたりではしゃぎながら歩いていると、後ろから同年代の女性に声を掛けられました。
 「ジョン・デンバーのコンサートで一緒だったみたいだけど…」と。
 彼女は、同じコンサートのパンフレットを手にしていました。
 ひとりで来ていたその女性は、コンサートの興奮を誰かと分かち合いたいのだ、と続けました。もちろん私たちもより多くの仲間と納まらない興奮を分かち合いたかったので、申し出を快諾して近くの喫茶店で話をしました。

 コロラドに留学していたという彼女は、
「私の知っているアメリカの家庭では皆、ジョン・デンバーのレコードがあるのよ…」と、教えてくれました。
 3人でたくさんの話をしました。

 あれは一期一会。
 おもてなしとは違うけれど、一生に一度の出会い、ジョン・デンバーが作ってくれた素敵な出会いでした。
 名前も知らない、顔も忘れてしまった女性だけど、どこかで今も故ジョン・デンバーの若くて透明な歌声を聴いていていることでしょう。
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by h_with_the_wind | 2008-10-26 23:59 | 思い出話 | Comments(4)

ひとりごと

 私のブログはいつも滞ってばかり…。
 ちょっとまとまった文章を書こうとすると、うっうっ、ブログの時間は止まってしまいます。
 「書けな〜い」
 昔、流行作家が「書けな〜い」と、叫んで原稿用紙をくしゃくしゃと丸めて後ろに放り投げる、というマンガを見たことがありますが、その気持ちがわかります(あら、気持ちだけね♪)。
 つくづく文章を書いて人に伝えようとすることの難しさを感じています。

 と、いうわけで今日も、世間から置いていかれています…。
 毎日、記事をアップされている方の引き出しの多さ、内容の豊かさに憧れます。きっと小学校の夏休みの宿題も計画通りに1日分を毎日こつこつと積み重ねてこられたのでしょうね。

 終いには、誰に強制されているわけでもなく、これで生計を立てているわけでもないさ、とつぶやいています。リアルタイムにはほど遠く、間延びしたり、怒濤の連続アップだったりですが、自分で納得しながら続けていかれればと思っています。
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by h_with_the_wind | 2008-10-25 23:59 | わたし | Comments(10)

ごめんなさい

 先日アップした『りんごのぽろぽろ』について、レシピが欲しいというリクエストをいただきました。
 私も皆さんにご紹介したい…。
 簡単にできて、とっても美味しいんですもの。

 だけど、このお菓子は私のオリジナルではなく、独身時代に買ったレシピ本を見て作っています。ブログの記事として本に書かれたレシピをそのまま載せていいものかどうか判断がつかないので、時間をいただいて調べてみました。

 結果、ここにレシピを書き写して公表することは控えさせていただくことにしました。ごめんなさい。
 そして、考える機会を得たことに感謝しています。

 りんごのポロポロは、
 『らくらくウキウキ やさしいおやつ』ベターホーム出版局(1988年発行)に載っています。

掲載をしなかった理由について詳しくは…
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by h_with_the_wind | 2008-10-24 23:59 | わたし | Comments(4)

『照柿』

 『照柿』(高村薫著 講談社文庫)を読みました。

 まるでジクソーパズルを仕上げていくようでした。ばらばらだった欠片を繋いでいって、どうしても埋まらずに後回しにしていた欠片…。『照柿』は、読み終わる頃には、全ての欠片がすっきりと納まっていました。
 納まりはしましたが、出来上がったジクソーパズルは、私が読書を進めながら予想していたものとは違った絵柄でした。

 『照柿』の解説は、ロシア文学者の沼野充義さんが書かれています。
 解説の冒頭から、
 高村薫は現代日本のドストエフスキーである。今回、文庫版のために書き直された『照柿』を読んで、その思いを強くした(照柿 講談社文庫 解説より)。
 と、あります。
 そう、これほどはっきりとドストエフスキーの影を感じた小説はありません。もっとも、沼野充義さんは解説の中で、当時高村薫さんを担当していた編集者の「ドストエフスキーの『罪と罰』のような作品を書いて欲しい」というリクエストに応えた作品が『照柿』だった、と記されていますから、当然のことなのかもしれませんが。

 帝政末期のロシアの混沌と、あらゆる信頼が薄れて行く現代日本の不安定な空気には通じるものがあるのかもしれません。ドストエフスキーの小説は『信仰』によって救いを与えられますが、『照柿』のこのどうしようもない展開を読者はどう咀嚼していけばいいのでしょう。両者の違いは、そのままドストエフスキーの生きた19世紀のペテルブルグと高村薫さんが見つめた現代日本の姿を写し出しているのでしょうか。

 『罪と罰』のような作品をとリクエストされて書かれた小説をドストエフスキーの影を感じながら読んだ私は、まさに作者の術中に陥ってしまいました。
  

蛇足(もしよろしければ…)
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by h_with_the_wind | 2008-10-23 23:59 | 本の話 | Comments(6)

『照柿』。その前に…

 高村薫さんの「照柿」を読みました。

 私は本を読んで思ったこと、心に引っ掛かった個所についてこのブログで取り上げています。
 ブログを続けるにあたって、できるだけ否定的なことは書かないように気をつけていますので、必ずしも読んだ本のすべてを取り上げているわけではありません。その他に取り上げなかった本には、何かを書くには私の手に余った小説があります。
 つい最近も高村薫さんの小説「マークスの山」を読み終えましたが、後者の理由から感想が書けませんでした。

 高村薫さんの小説と出会ったのは、もう10数年も前になります。女性にしては珍しく骨太で社会派の「黄金を抱いて翔べ」を読んで、非常な衝撃を受けました。当時、娘たちがまだ幼くてじっくりと小説と向き合える状態でなかった私は、もっと読んでみたいと思いながらも高村薫さんの他の小説を読むことを封印していまいました。

 ようやく、私が大切に『とり置き』の引き出しに入れていた高村薫さんと向き合える体勢が整ったようです。
 『マークスの山』と『照柿』を続けて読みました。
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by h_with_the_wind | 2008-10-22 23:59 | 本の話 | Comments(0)