今日はどんな風が吹くのだろう。 日々の思いを書き留める雑文帳。

by 風懐

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靴を脱ぐ文化

 米原万里さんのエッセイを読んでいたら、ニューヨークのセントラル・パークでも日本でも、同じようにホームレスの人々が住む段ボール製の「家」を見たが、日本の「家屋」の外には靴が脱ぎ揃えている、とその観察が書かれていました。
 光景を思い浮かべて、内心ニヤリとしつつ納得しました。

 ざっくりとしか調べていませんが、家の中で靴を脱ぐ習慣があるのは日本だけでもなさそうです。カナダでは靴を脱ぐよ、という証言がネット上にありました。

 それでも日本人が家に上がる時に靴を脱ぐのは、揺るがない習慣です。
 かつて短期間ですがアメリカで暮らした私たち家族は、簡素なアパートの入口で靴を脱いで生活していました。アメリカで知り合った日本人家族の中で靴を履いたままで家の中に通されたのは、ただ一軒だけでした。
 おままごとでもお花見でもビニールシートを一枚敷いただけで、私たち日本人は靴を揃えて脱いで上がります。

 観光地の寺院を拝観する時やお城の天守閣に登る時に、上り口でビニール袋を渡されることがあります。
 入口でスリッパに履き替えて、履いてきた靴はビニール袋に入れます。見学を終えると出口でもう一度履き替え、スリッパと空になったビニール袋を返却する仕組みです。狭くて急な階段を慣れないスリッパで上り下りするのに難渋することがあります。ロングブーツやがっちりした重い靴をぶら下げて国宝に見入る姿が可笑しかったりします。
 郷に入れば郷に従えで、外国からの訪問者も従順にこのシステムに従っています。

 昔、まだソ連という国があった時代、サンクト・ペテルブルグがレニングラードという名前だった町で文豪の家を見学しました。入り口でビニール袋を2枚ずつ渡された私たちは、ガイドの案内に従って履いていた靴の上から左右それぞれビニールを履いて屋内を見学しました。いわゆるオーバーシューズです。

 米原万里さんは、日本人の段ボール製の「家」では靴を脱ぎ、ニューヨークでは靴を履いたまま入ることを「発見」した自らを有頂天になり、厳粛な気持ちになった、と書かれています。
 私は、オーバーシューズとの出会いに、頑なに習慣を守ろうとする彼我の姿を比較して米原万里さんと同じ感情を抱いたことを思い出しました。
^O^/


遊びに来てくださって、ありがとう

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by h_with_the_wind | 2011-07-31 23:59 | 思い出話 | Comments(6)

ストールから…

 去年のゴールデンウイークにごそごそと縫ったストール。それなりに重宝しました。


 だけど、今年はどこも冷房の設定温度が高くてクーラーで冷えることはなさそうです。むしろ節電のための工夫が必要です。

 布幅いっぱいに作って膝かけにも使えるようにしていたストールを縦半分に切りました。

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 更に三つ折りにして、真ん中あたりにポケットをつければ出来上がり!

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 ポケットに保冷剤を入れて首にかければ…。
 ひゃっこい……ハズ…。


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 でも、巻き付けるとさすがにこれでは暑いよね!


 もしかして冬になったら使い捨てのミニ懐炉を入れて腰に巻く?
 ちまちまと遊んでいます。
^O^/


遊びに来てくださって、ありがとう

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by h_with_the_wind | 2011-07-25 20:29 | 家庭科(含子育て) | Comments(4)

おばあさまのことば

苦労の重さは比較して決めるものではありません。
よその人に較べて自分の辛さや大変さはたいしたことはないんだ、なんて思うことはありません。
あなたは大変な思いをした。
辛かった。
悲しかった。
それだけでいい。
誰かと較べる必要なんてない。

 NHKの朝ドラ「おひさま」で、主人公陽子の祖母が東京大空襲を体験した陽子の友人にかけた言葉です。

 私も同じ思いです。
 我慢しなくていいと。


^O^/


遊びに来てくださって、ありがとう

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by h_with_the_wind | 2011-07-20 20:37 | 明日を信じて | Comments(4)

♪虹の向こうは 晴れなのかしら……

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虹の隣に副虹が見えます。
色の順番が逆になっているのがわかるでしょうか。

綺麗……。何かいいことがあるでしょうか。


^O^/


遊びに来てくださって、ありがとう

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by h_with_the_wind | 2011-07-12 22:52 | 季節の中で | Comments(4)

交渉術

 「北方領土交渉秘録―失われた五度の機会」(東郷和彦著 新潮文庫)を読了した流れで、「交渉術」(佐藤優著 文春文庫)を読みました。
 隔靴掻痒感がぬぐえなかった前者に比べると、直截です。

 「交渉術」は、外交官として活躍された著者の鋭い人間観察と苦い思いをされて知り得た人間心理の機微についての考察に興味をひかれました。それはそれで面白く読みながらも、ブログに取り上げようとは思ってもいませんでした。


 だけど…。
 この文庫本は、今年の6月10日付けで発行されています。私はほとんど発売と同時に手にしたことになります。
 あとがきに続いて70ページにわたる「東日本大震災と交渉術」と題した文庫版のための増補が記されていました。
 未曾有の災害が進行形で推移する事態に対応する提言を文庫本に付記すること自体が珍しいだけでなく、何よりその内容が私にとっては新鮮な視点でした。

 著者は東日本大震災という非常事態に遭遇して、外交官時代の感覚が蘇ったといいます。感性が研ぎ澄まされていく様が浮かびます。それを元に情報を収集し、いくつかの分析とアドバイスとをここに記されています。

 例えば、福島原発の事故の全容がはっきりし始めた当初、欧米人が次々と日本から去って行きました。
 その現象に、欧米人には日本の地理についての感覚が乏しくて距離感がないからだ、今回の原発事故を過大に評価しているからだ、挙句は津波の警報・注意報が日本列島の太平洋側全域に沿って出された地図を見て日本中が原発の被害にあったと勘違いしているのだ、といろいろなことが囁かれました。

 佐藤優さんは、事実関係の情報を最も持っているのは日本政府であるにも関わらず、状況を日本政府よりも深刻視しているのはどうしてか?と考えました。
 それに対して、佐藤氏のイスラエルの友人は、欧米人が都市パニックを恐れていると指摘します。
 アジアの外交団が冷静であるのに対して、白人諸国の外交団が浮足立っていたのは、19世紀から20世紀初頭アジア諸国で騒擾が生じると白人が襲撃された歴史を思い出し、封印されていた人種主義の記憶がよみがえったのだ、と都市パニックについて語ります。
 それは、私にとっては思いもかけない発想でした。

 更に東京電力を擁護すること、皮肉や揶揄ではなく菅総理を中心にスクラムを組むことの重要性、等々、独特の視点で日本を守るために必要なことを説かれています。
 この「東日本大震災と交渉術」は、ブログ「ライブドアニュース 佐藤優の眼光紙背」を転記し、更に解説を加えられたものです。

 日本の報道は、いつも一方向です。
 それはマスコミの体質なのか、国民性なのか、私にはわかりません。
 反対意見という対立を求めているわけではなく、多角的な視点の見方こそ必要なことではないでしょうか。
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by h_with_the_wind | 2011-07-11 23:59 | 本の話 | Comments(0)

暑っ! 

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 いや、汗とはちゃうけど…(笑)

^O^/


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by h_with_the_wind | 2011-07-09 17:37 | 季節の中で | Comments(6)

時の回廊

 先月、立派になった大阪駅へ行ってきました。

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クロノトリガーに登場する『時の回廊』を思い出しました




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^O^/


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by h_with_the_wind | 2011-07-08 21:13 | 課外活動 | Comments(0)

どんな旅が好き?

 かつてユースホステルを利用して旅をしたことを思い出したら、そこを糸口にしていろんな旅の思い出が蘇りました。
 もちろん楽しい思い出だけでなく、ひやりとした思い出もあります。

 「どんな旅行をするか」で、その人が大切にしているものや生き方がわかる、というのが、若い頃からの持論です。

 持ち物の多い人、極端に少ない人…。
 旅先で一生懸命お土産を選ぶ人。
 宿に着いた途端に洗濯を始める人。
 列車が出発した途端にお菓子を広げる人もいますね(笑)


 よく知っているつもりでいた友達の意外な面を発見して驚くこともありました。逆に友達をびっくりさせることがあったかも…(笑)。

 「どんな旅行をするかでその人がわかる」という持論は、年を重ねるにつれてより強い確信になってきました。こうして頑固な年寄りが出来上がっていくのかな(笑)。
 だけど、今、俯瞰して物を見ることができるようになってみれば、どんな旅をするかという選択肢を持つことができた青春時代、それ自体が幸せなことだったと感謝しています。


^O^/


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by h_with_the_wind | 2011-07-07 18:30 | わたし | Comments(6)

NHKスペシャル

 番組の途中からでしたが、NHKスペシャル『果てなき苦闘 巨大津波 医師たちの記録』を見ました。

 3・11 石巻市

 壮絶な現実に言葉を失いました。
 再放送できちんと最初から向かい合ってみたいと思っています。

再放送 2011年7月7日(木) 午前0時15分~1時05分 NHK総合(6日深夜)

遊びに来てくださって、ありがとう
是非、ご覧ください

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by h_with_the_wind | 2011-07-02 23:59 | 明日を信じて | Comments(0)