今日はどんな風が吹くのだろう。 日々の思いを書き留める雑文帳。

by 風懐

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ひとりっ子

 『百合子はひとりつ子でしたから、お友達が遊びにこない時は、さびしくてたまりませんでした。―――』
 たんぽぽの目 村岡 花 鶴書房 近代デジタルライブラリーより


 朝の連続テレビ小説「花子とアン」で、小学校教諭・安藤はなが書いた小説の冒頭です。
 花子とアンは、赤毛のアンの翻訳で知られる村岡花子さんがモデルだというので、検索してみたら近代デジタルライブラリーでたんぽぽの目を読むことができました。

 番組の中で冒頭の部分が朗読された時に違和感を覚えなかったのは、兄弟または姉妹がいる人でしょう。
 ひとりっ子の私には、友達がいないとさびしくてたまらない、という表現がしっくりきません。ひとりっ子にとっては、同世代の子供が家の中にいない状態が「普通」です。

 ことさらそんなことを書いてみたのは、ひとりっ子が稀だった私の子供の頃、
「ひとりっ子は、かわいそう」だとか、
「ひとりっ子は、わがままだ」と、一括りに言われてきたことを思い出したからです。
^0^/


遊びに来てくださって、ありがとう

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by h_with_the_wind | 2014-06-17 15:23 | わたし | Comments(6)

高野山の不思議  

 少し季節を遡ります。
 麓の桜が葉桜に代わった頃、高野山に行ってきました。

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 高野山の不思議は、敵対したはずの戦国武将のお墓が一緒に祀られていることです。
 奥州仙台伊達家、加賀前田家、薩摩島津家、山口毛利家、武田信玄と勝頼、石田三成、明智光秀…。
 戦国時代の武将たちの墓地がここに集まっていることについて、聖地故、戦国の世にあって荘園が必ずしも将来を保証するものではなかった故…、理由は諸説あるようです。

 だけど…。
 木々に囲まれた静寂な墓地を歩いていると、怨霊信仰に思いは集約されました。
 亡くなった人を等しく悼む日本人特有の思考です。
 生前の信仰や思想信条を越えて手を合わせるという行為は、日本人以外には理解できないと聞きます。
^0^/


遊びに来てくださって、ありがとう

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by h_with_the_wind | 2014-06-15 13:40 | 課外活動 | Comments(4)

流氷大回転

 ひとつのことを端緒に、関連したことが次々と目の前に現れてびっくりすることがあります。冷静に考えれば、アンテナが興味のある方向に向いていて、キャッチし易くなっているだけかもしれませんが(笑)。
 オホーツク繋がりです。


 NHKスペシャルで「流氷大回転」を見ました。
 オホーツクの沿岸に時計と反対回りの綺麗な渦が大小いくつも見られる現象を「流氷大回転」と呼びます。これまでにもレーダーでは確認されていたものの、映像として公にされるのはNHKスペシャルの放映が初めてだということです。

 流氷が流れ着いてくるのは、世界中で日本のオホーツク沿岸だけだと聞いたことがあります。
 流氷はアムール川の河口からやってきて、気温の上昇する春には溶けてしまうと単純に思っていましたが、太古の昔から素晴らしいショーが繰り広げられていたと知りました。

 青い海に白い流氷が美しい渦を作りだします。そのダイナミックな自然現象は、台風の雲のように綺麗な渦を形作っています。

 番組では、メカニズムを解き明かし、さらにこの現象がオホーツク海を豊かな海にしていると続きました。
 「生命の大爆発」は、流氷大回転によって命の連鎖を生んでいる、と結ばれました。
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遊びに来てくださって、ありがとう

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by h_with_the_wind | 2014-06-01 19:37 | 季節の中で | Comments(0)