続・風に吹かれて

 ソフィアの秋、蒼ざめた馬を見よ、風に吹かれて…風の王国、さらばモスクワ愚連隊、…そして、青年は荒野をめざす…!

 五木寛之さんの小説やエッセイのタイトルは、いつもおしゃれでいつまでも心に残ります。学生時代、図書館や本屋さんに並ぶ本の背表紙を見てあれこれ想像しながら一冊を決めるのは、私のささやかな楽しみのひとつでした。

 タイトルに限っていえば、五木寛之さんのたくさんの作品の中で「風に吹かれて」が一番好きです。ブログをしてみよう、と思い立った時に、最初にブログタイトルとして頭に浮かんだのが「風に吹かれて」でした。でも、いくら私が気に入ったからといって、名エッセイ集を汚してしまうようでは申し訳ないと思い直しました。
 「風に吹かれて」と聞いて、私よりひと世代上の方ならポプ・ディランの歌を思い出される方も多いことでしょう。反戦歌だそうですが、この歌も私は好きです。
 エッセイも歌もその時代を写し出す鏡です。「風に吹かれて」を拾い読みして、それを読んだ時代の空気を思い出しました。
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# by h_with_the_wind | 2006-09-05 23:59 | 本の話 | Comments(0)

風に吹かれて

 この夏、五木寛之さんの新刊「新・風に吹かれて」を読みました。

 「風に吹かれて」は、五木寛之さん初のエッセイ集です。40年近い時を経ての続編の登場に、驚きと期待がありました。
 「風に吹かれて」が発表されたのは大阪万博よりも以前ですから、私はまだ子供でした。私が、五木寛之さんの小説もエッセイも、既刊・新刊問わず片っ端から読んだのは、それから10年後になります。五木寛之さんを通して、戦後日本の「時代」の雰囲気を知りました。

 今、私の手元にある「風に吹かれて」は、文藝春秋社の五木寛之作品集に収録されているものです。1973年刊行。470円。開いてみると文字の小さなこと。
 母が買ってきた本を後年、引っ張りだして読んだものです。母の本棚から私の本箱に。北国の下宿へ行って、また実家に帰る。繰り返して読むことはなかったけれど、結婚しても一緒だったこの本を再読してみようかと思っています。
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# by h_with_the_wind | 2006-09-04 23:59 | 本の話 | Comments(0)

アメフト

 晩ご飯の後、子供達がアメリカンフットボールの試合を見始めました。このところ、姉妹揃ってアメフトを題材にしたアニメに夢中です。興味は、アニメから飛び出して生の試合へと移っていったのでしょう。

 ふたりの間で、アメフトの専門用語が飛び交っています。
 夫と私は、
「………」子供達があまりに一生懸命に観戦しているので、私たちの入り込む隙もありません。
 どうやら高校生の長女よりも、小学生の次女の方がルールに詳しいようです。時々、姉が「今のはどうなった?」なんて聞いています。妹は「○×△」と、私には意味不明の言葉で答えています。

「クリスマスボウル、お姉ちゃんが連れて行ってあげるからね」
「ほんと?!」
「でもなあ、アメフトは試合している人の顔が見えへんからなあ…」お年頃は、少し残念そうです。
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# by h_with_the_wind | 2006-09-03 23:59 | 家族 | Comments(0)